Column

経営コラム

経営のヒントや考え方、時事トピック等をお届けします
目標達成するための手順:メルマガ10月4日号
◆ 目標達成するための手順◆   多くの中小企業で目標を掲げている。そして、社内においても様々な目標を掲げている。 目標達成することが殆どないのが現実である。 何故、そうなるのでしょうか。目標設定しているが経営理念に沿った行動指針が入っていないからだ。 行動指針が描かれた目標設定が必要なのです。 行動目標と共に業務目標が設定され達成出来ないと目標は実現できない。 チームの業務目標だけでなくそのチームに属する各人の業務目標が必要である。 日々の業務目標が達成されないと前に進まないので、各人の業務目標が重要になってくる。 業務目標が無理のあるものではいけない。 自分の出来る範囲においてしっかりした業務目標を掲げさせて実現させることが大切になってくる。 日々の業務目標はリーダーが日々チェックしてその人の評価を採点する。 反対に行動目標は大きく掲げてそれをどこまで達成するかを検証し評価するのである。 業務目標と行動目標がないと会社のレベルは上がらない。 その2つの数値が常に見える化していくことがとても大切である。 ただ目標を掲げただけではいつまで経っても目標を達成できずに終わってしまう。 そうすると会社は徐々に衰退していくことになる。     ◆経営改善計画のムダ◆   経済産業省は、中小企業支援事業に対して直接指導を行ってはいない。 中小企業基盤整備機構と言う外郭団体が受託し行っている。 中小企業がリスケを行うときに経営改善計画書を策定しろと金融機関から依頼を受ける。 その時に認定業者と言って元銀行員や中小企業診断士などが計画書を作成する。 そこには当然費用が生じる。その費用などの管理費が膨大で基金を食い潰している。 費用対効果がとてもうまくいっていない。 7~8年前に経済産業省の中小企業庁に行って何故こんな無駄なシステムを作るのかと提言したことがある。 リストラにより銀行員が少なくなり1人当たりの業務が大変でそのサポートとして制度化したと言われた。 本来銀行員が取引先の企業と一緒になって再生プランを考え何とかしようとするのが本筋だと私は思っている。 それを外部の認定業者にお金を払い数か月で経営改善計画が出来てその企業が再生できるようならば よっぽど経営者が怠けていたことになる。経営はそんな単純なものではないと考えている。 経営改善計画を策定して本当に再生出来た企業はほぼ無いに等しいと見ている。 実際中小企業庁に行ってその話をしたら上手くいってないような話ぶりだった。 結局は計画通りいかず先送りして延命策を講じて誤魔化しながら経営をしている。 根本的な再生をしないからいつまでも浮かび上がらない。 余った資金は返済に回されギリギリの経営で前向きなことはさせてもらえず上手く行くはずがない。 中小企業の再生を考えるなら変えていくべき制度がたくさんある。 霞が関では見えていないのかもしれない。 声を聞くのは現実を知らない有識者や金融機関側の人間だからだ。 現実的な制度改革をやらない限り本当の中小企業の活性化は図ることは出来ない。 中小企業経営者が再チャレンジ出来る制度を構築していくことが私のミッションである。実現できるまで戦い続ける。     ◆ 動向を見る◆   どうしても競合他社の動向が社長としては気になるものだ。 競合他社に勝ち抜くためにどうすればいいか考えるのがトップの仕事だから。 競合他社が優れたサービスを出したら想定外の出来事に経営者や会社全体が狼狽えてしまうものです。 そこで失敗してしまうのは競合他社の動向ばかり見て自社をどうしたらいいかを考えしまうことです。 そこで冷静になって競合他社を圧倒した経営者は、必ずお客様の動向を見ている。 競合他社が行ったサービスがすべてのお客様に100%満足を与えている訳ではない。 その不満を探し出し自社独自のサービスを構築して対抗手段を考える。 これが勝ち抜くためには大切なのである。 動向を見ると言うが一番大切なことはお客さんの動向だと言うことを知っておくべきである。     ◆良い会議とは◆   テレワークが増えたので、会議が増えたという会社も多い。 コロナ禍で仕事のやり方が変わり、どこまで効果が出ているのか不明瞭なことが多くなっている。 コロナ禍で経験値が少ない分、ZOOMなどでの会議がこのやり方が正しいと言えない状態が続いている。 無駄な会議を減らすのが一番効率化を図れる。無駄にしない会議とはどういうものでしょうか。 それは目的がはっきりしてそれを達成するための会議になれば良いのです。 事前に何を決める会議か分かっていればメンバーも積極的な意見が言える。情報共有がとても大切である。 会議が終わるときには次回までの誰が何をするのか明確になっていないと会議をした意味がなくなる。 つまりネクストステップを記載出来ない議事録は議事録の意味をなさない。 多くの無駄な会議を失くすためにどうすべきかを考えることが生産性を向上させるためにも必要である。     ◆コロナで進化◆   コロナ禍で住宅の間取りまで変わってきた。コロナは生活に大きな影響を及ぼしている。 ワクチン接種が加速しているが、3回接種しないとデルタ株には効かないとか国民は不安になっている。 接種から半年すると効果が薄れるとか言われ行動範囲が狭くなり経済に大きな影響を及ぼす。 コロナの影響で不動産会社が土地の取得が出来ず新規の住宅用地がなく困っていた時期があった。 今はアメリカや中国などが景気回復し住宅建設ラッシュで木材が不足して新規住宅に影響を及ぼしている。 中古住宅を改装して販売したいが、玄関に入るとすぐに洗面所がある住宅が好まれる傾向がある。 各部屋の換気が出来る窓が完備してないと売れないとか色々コロナ前と好みが変わった。 新規マンションなどはテレワークで仕事場を自宅で何とか確保したいと言う発想から室内廊下を失くして住宅内を広くするのが人気になってきている。 どこまでが部屋でどこまでが廊下かが分からない間取りになっている。 このようにコロナで全く違った発想で物事を捉えないといけない。 従来の考え方で商売をすると間違ったビジネスモデルになってしまう。 自社の商品やサービスを進化させてお客様の好みにマッチさせるかが勝負だ。そこが足りないと時代に乗り遅れてしまう。 お客様にいかに寄り添いお客様の意見を吸い取ることを愚直に行うことが第一である。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
成功するための条件:メルマガ9月27日号
◆ 成功するための条件◆   社長が成功するためには何が必要なのでしょうか? 夢中になって仕事をしている。成功するにはこれしかないです。 たまらない苦しみがあろうと結果がなかなかでなくても一心に仕事に取り組めるのはそこに喜びや楽しみがあるからだ。でないと仕事は続かない。 社長は今まで学んだことや本で読んだ知識、様々なところから入手した情報、今迄の経験から考えた 成功するための知恵を『富』に置き換えるプロセスが社長の仕事である。 多くの社長を見てきましたが富に置き換えるプロセスは、頭の良し悪しなど全く関係ない。 社長の能力は熱い情熱を持続的に発揮できるかに掛かっている。 その情熱量がとんでもない知恵が浮かぶ。 東大出身だからすべて成功するわけでもない。低学歴だから失敗するわけでもない。 富につながる知恵をいかに頭に浮かべて実行できるかである。     ◆イメージ戦略◆   中小企業の多くは、会社のイメージ戦略がぼやけている会社が多い。 売れている俳優や女優は各人にイメージが確立している。それに合ったコマーシャルの依頼が来ている筈である。 まず1つのイメージが確立していないと使ってもらえない。 何万人の俳優や女優の中から選んでもらうにはそれなりの理由がないと難しい。 その上で他のイメージを積み重ねて芸の幅が広がる。それと同じで会社にもイメージ戦略が重要になってくる。 自社のイメージを周りからどう見られているのか調査してみることをお薦めします。 合致しているならいいが違うなら戦略ミスである。 商品にも同じことが言えるわけでイメージというのは漠然としているが明確なメッセージを訴え続けないと確立しない。 今の時代、見た目が非常に大切である。だからこそイメージ戦略が需要になってきている。     ◆ マニュアルなしの接客術◆   お客様と接する時にマニュアル通りにされると非常に心地の悪い気分になる。そんな経験はないでしょうか。 人によって接客は変わるのは当然だと思いますが、すべての人に同じようにするから非常にギクシャクしてしまう。 それならまだロボットが接客している方がマシだと思ってしまう。 ホスピタリティーが溢れる接客をされるとそのお客様は絶対にリピーターになる筈です。 マニュアルがない会社があり、その会社はマニュアルなしで一人ひとりに合わせた接遇が出来るように日々努力を重ねてきた。 あのスタッフに会いたいあのお店に行きたいと思って頂けるようになりお客様が逃げなくなった。 接客にも心が通って感動を呼ぶことになる。 アニュアルも必要だが臨機応援な対応がないと気分の悪いマニュアルになる。 その臨機応変さはその人の素養である。教えて出来るものではない。気遣いがあるかどうかである。     ◆組織の在り方が変わる◆   組織が大きくなると縦割りの組織形態になり、上層部が権限を持った状態になる。 意思決定が遅くなり弊害が出てしまう。 昔のピラミット型の組織形態では今の時代では戦えなくなってきた。 フラットな組織文化が宿る会社は伸びていく。 フラットな組織文化のポイントは意思決定を現場に任せることです。 意思決定がしやすい環境づくりをし決定するまでのプロレスに会社のルールを設ける必要がある。 そのために会社のルールブックを作成し、毎日ルールを加えてバージョンアップしている企業もある。 コロナ禍の苦しい中からどのように生き残りをかけて闘っていくかは自分たちで工夫して考えることがとても重要になってくる。 組織形態がピラミッド型はIT化された時代にはそぐわなくなってきた。     ◆不便益のすすめ◆   中小企業が大企業のように真似てやっても絶対に上手くいかない。 中小企業には中小企業のやり方が有る筈です。 大企業なら1つのことを変えるにも稟議書を提出してたくさんのハンコをもらわないと何も出来ない様になっている。 中小企業は出来ることはすぐにでもやれることが出来る。そこが強みでもある。 マニュアル作成にしても大企業のようなマニュアルを作り効率化と平準化を図るやり方では中小企業にはそぐわない。 大企業と同じ事をしても人材面や資金面で劣るから勝てるわけがない。どうすればいいのでしょうか。 中小企業こそ不便なことこそ取り入れてそれぞれのお客様に合ったサービスを提供するのが勝てる技であると確信している。 オーダーメイドこそ中小企業の生きる道である。 不便益なことを徹底すると他社は面倒でやりたがらないし、大企業は採算が合わないと絶対に同調しない。 不便益を徹底したオーダーメード経営が中小企業を高収益の会社に変貌させる唯一の策である。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
信用金庫の役割:メルマガ9月13日号
◆ 信用金庫の役割◆   信用金庫は、地域に根差し地域の発展に寄与する目的のために有る筈です。 その目的に沿っていない信用金庫もたくさん存在する。 信用金庫は都銀や地銀に比べて金利も高く取っている。 条件面だけ見ると非常に借り手側にとって不利な条件を提示される。 しかし、中小企業は身近な金融機関で親身なってくれると思い取引をしている会社も多い。 会社の状況が悪化すると再生に対して後ろ向きで非常に足かせになることがある。 つまり債権カットをしないで、法的に倒産するまで処理をせずに少しずつでも債権を回収する。 債権カットすれば復活できる会社も放置してしまっている。 債務を圧縮すると再生可能であったとしても信金や担当者の保身を優先した策を取る。 親の代に金利も払えず期限の利益の喪失状態になり新規融資が出来ない会社なのに信用金庫から社長になる様に進められ返済を強要されている人もいる。 地域の経済発展を考えるならその社長に会社を引き継ぐことを絶対に進めない筈です。 別会社を作り債務を引きつかずに事業を引き継ぐことを進めて雇用を守ろうとする筈です。 中小企業再生支援協議会で債権カット案が提出されても信金がNOと言って再生案が破綻になることも多い。 信用金庫は出資者から責められない様に保身第一に考えてしまっている。 信金にとっての利益優先第一に考えず自分たちが責められないことを優先している様にしか見えない。 地域に根差した金融機関を目指し地域の発展を考えるならもう少し考えなおしてほしい信用金庫は全国にたくさんある。 その根底には信用金庫の高コスト体質も非常に問題だと思う。     ◆PB商品の陰り◆   プライベートブランドと言う商品が世の中に非常に増えてきた。 元々は1960年代にスーパーダイエーがどこよりも先んじてプライベートブランドを立ち上げ商品を世の中に送り出した。 2000年以降はメーカーと小売りの力関係が逆転してPB商品が小売業の成長の原動力になっていった。 セブイレブンはPBだけで売上が1兆5000億円に達した。 販売規模が価格の競争力になり強い企業だけがPB商品で成長すると言う状態になっている。 コロナ禍で小売業の中で百貨店や丸井などはPB商品から撤退をしている。 ワークマンやニトリなど好調企業は多角化してPB商品の拡充を図っている。 新型コロナによって優勝劣敗がはっきりしてきた。中小企業も一緒でどこで自社は勝ち目があるかをはっきり見定めて勝負しないと最終的に生き残れない。     ◆ コロナ損失前倒し◆   新型コロナが長期化することで地方銀行などは将来発生するだろう損失を前倒しで処理を進め出した。 実体経済が回復するシナリオがなかなか読み切れない中海外金融機関やメガバンクのように備えが出来ていない。 体力がないので早めに段階的に処理を進めて不良債権処理リスクに対応しようとしている。 新型コロナが発生する前は、正常債権だった企業が、新型コロナによって経営難に陥り不良債権が顕在化するケースが非常に多くなってきている。 コロナ収束後に元通りに売上や利益が元に戻らなければ突然破綻懸念先や破綻先に転落する恐れがある。 コロナ融資の返済が始まっても中小企業の中には業績が思うように回復せずに返済が苦しくなる企業も出てくる。 そのようなコロナ損失を早めに試算して前倒し処理を進める地銀が増えてきた。 金融庁が公的資金の投入基準を昨年夏に緩和しているので公的資金を投入する金融機関も増えてくるだろう。 一時的に経済は上向くだろうがその後の反動で負の遺産が顕在化して企業も出てくる。 コロナ前に比べて借入金が増えているにも関わらず売上も利益もコロナ前より低くてはやっていけなくなる。 余りにも長いコロナ危機が続くと持たなくなる企業が増えてくる。コロナ倒産もこれからが本格化する。 そうならないために経営者としてどうリスクヘッジするかが生き残りのカギとなる。     ◆トップがすべきこと◆   社長にとって最大の役割は世の中の流れを読みとって将来の大きな方向づけをすることである。 このコロナ禍が収束し元の状態にもどるのはいつだろうと考えている社長も多いだろう。 コロナ前に計画した目標は総崩れになっている会社も多い。 例え想定外のことが起ころうと継続的に成長して利益を上げる会社にしなくてはいけない責務がある。 世の中の流れに合わせて計画を修正していく必要がある。 修正した計画を踏まえ5年後の目標を再設定してその逆算から今から何をするかを考え実施していかないと間に合わない。 経済の仕組みは常に変わる。その変化に対応しながら経営をしていく必要がある。 アフターコロナをどう生き抜くかそしてどう発展させるかその未来計画を描き実行する必要がある。 コロナ前より借入が増え返済額が増えていくことを考慮すると抜本的なビジネスモデルチェンジが必要になってくる。 社長の資質が問われる大事な時期である。社長の手腕が今後を決める。     ◆会社の柱は5年単位◆   経営者なら10年先を考え動いておかねばならない。 10年先なんてどうなるかわからない。それは正直な気持ちだと思います。しかし、経営者なら10年後を 描きながら商売をしないといけない。 つまり10年後の会社の未来図を描けないようでは何も実現できない会社になる。経営者なら役員すべて反対でも信じて進むべき道を選択すべきである。 30年以上前に中国大連に進出を果たした企業があります。 その当時天安門事件が起こった時期ですべての幹部が時期早々だと反対した。当時の社長が推し進めたお陰で会社が存続し発展している。 社長というのは将来を左右する決断をしなければならない時がある。 正しくコロナ禍ではそのような大事な選択を迫られる時が必ず訪れる。 そこで社長が自分を信じて信念をもって貫く固い意志があるかとても大切になってくる。 周りから反対されると自分の決断が揺らぎ意思を通せず倒産した会社もたくさんある。 社長とは深く考え、確かな決断をし、即座に行動することである。 迷うのは当たり前である。迷わないために周りの人間にはない情報量を持ち将来を見据えて 決断するしかない。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
強い思いが成功の秘訣:メルマガ9月6日号
◆ 強い思いが成功の秘訣◆   東京五輪の日本の野球チーム『侍ジャパン』がアメリカを破り優勝した。 東京ヤクルトスワローズの山田選手が大活躍をした。その山田選手が使用しているグローブが注目を浴びている。 大阪府東大阪市の中小メーカー『ドナイヤ』のグローブである。 プロ野球選手のグローブと言えばミズノやSSKなど大手メーカーのを使用している。 このドナイヤは、工場への発注や営業、販売など社長である村田さんが1人で手掛けている。 国内や海外のスポーツメーカーに勤務し「日本の野球少年にプロと同じクラブを使ってほしい」との強い思いで2010年独立した。 宣伝費や人件費が掛かっていないので大手メーカーの最高級品より安いが品質は負けていない。 ドナイヤと言う社名も元ヤクルトの池山選手に相談して「どないやねん」から来ている。 こてこての関西弁の社名である。 契約選手は山田選手だけであるが、捕ってから投げやすいからと気に入って使っている。 そのお陰で徐々に広まっている。今回のオリンピックでブレークしそうである。 このように商売と言うのはこだわりと強い思いがないと成功に結び付かないものです。     ◆第二創業の覚悟◆   新型コロナの影響でコロナ前に掲げていた中長期事業計画も成り立たなくなり再度作り直さなければいけない。そんな企業も多いはずです。 コロナによってこれから10年で起きるだろうと思うことが一気に進んだところがある。 IT化が進み、企業の在り方や働き方も一変した。 つまり会社として一から作り直さなければ時代にマッチしなくなった。 第二創業期の出発点である。 事業計画もどんなに素晴らしいものを掲げてもそれが実行されなければ何の意味もない。 そのために必要なことは実行力のある組織を作らなければ前に進まない。 このコロナ禍だからこそ外部からの優秀な人材登用が可能になってきた。 今までは採用不可能だった人材が集められるようになったとこの逆風のコロナ危機をうまく活用している会社もある。 硬直化している会社は非常に活動力が弱い。 『全社最適』な意識が無く今までの組織部署ありきの縦割り意識が強くなっている。 会社全体の成長やメリットを考えられる人材を幹部に登用すべきである。 目指すのは機動力があり社内の循環が出来る会社である。それが出来ない会社は硬直化して息が出来なくなる。 組織風土を変えるには優秀な人材を外部から登用してその人材に明確な使命を与える。 そして実行して実績を上げてもらうことが社内に刺激と緊張感を生む。 戦略的な人員配置を行う必要がある。     ◆ 絶対やる精神◆   コロナ禍で全国の老舗の旅館が瀕死状態になっている。 この時期だから出来ることがありそれを実践している所はアフターコロナで復活し大きな発展を遂げるに違いない。 ただ受け身状態でじっと耐え凌いでいるだけの企業はこの先の道のりは険しく危険である。 愛媛に道後温泉がある。私も地元が神戸なので社員旅行などで何度か道後温泉に行きました。 慶応4年1868年創業旅館の「大和屋本店」がある。私も20年以上前に利用したことがある。 老舗旅館らしく昔ながらの旅館というイメージでした。 現社長の奥村氏が来る前はワープロも使わない手作業のアナログ旅館であった。 高度成長時代は全国から社員旅行や団体客が押し寄せてきて儲かってしょうがない時代であった。 そこで多くの旅館は資産形成をして今苦しい時代に資産を取り崩して生き延びている所も多い。 しかし、それも限界にきている。 高度成長時代の名残が続いて業務を改革することなくそのままの状態が続いている旅館が今でも相当ある。 この大和屋本店は様々なITシステムを利用して飛躍的な業務の効率化を図った。 余った人と時間はお客様へのサービスに還元され2018年にはミッシュランガイドで「非常に快適な旅館」として紹介されるまでになった。 何社か旅館の相談を受けたのですがこの旅館と同じでアナログの非効率的な運営をされている。 改革する様にしようとしても抵抗勢力に社長が押し切られてどうすることも出来ないでいる旅館もあります。 『絶対やる』と言う強い気持ちを実行力のある社長でないと前に進まないものです。 それが出来たからこそ大和屋本店は変貌を遂げた。社長の熱い情熱しかない。 中小企業が構造改革できるかどうかは社長次第であると常々申し上げている。 地方になると人も不足して人手不足になるわけだから、いかに効率よく人を活用し1人当たりの利益を稼ぎ地域で一番の給与を出せる企業にならないと本当にいい人材が集まらない。 そのためにもITを駆使して生産性を向上させることを考えないとこの先が危ぶまれられる。 コロナ危機をチャンスに変えなくては将来はないのである。     ◆最小の資源で最大の効果◆   中小企業はお金がないのが当たり前。 お金が無いわけだからヒトも少なく、スペシャリストも少ない。 小さなヒト・モノ・カネを効率的に活用して儲けないと中小企業は生きていけない。 そのためには社員一丸となることが第一条件である。 大企業の様にヒトが多すぎて顔を見たことがない話をしたことがないそのようなことはないでしょう。 皆が一致団結一つの目標に向かって少ない原資で多くを儲け地域で一番の報酬を出せるようにすると益々発展するでしょう。 顧問先の中に一致団結して頑張った部署には社長のポケットマネーを出している会社がある。 アルバイトにも臨時の金一封を渡している。その額も半端ではない。 社員やアルバイトは愚痴など言わず自ら積極的に仕事している。 活気に満ちた社内の雰囲気が出来ている。そこが本当に大切である。 業績に悪い会社はお通夜のような雰囲気である。 躍動感ある活気が最大の効果を上げる。 優秀な人材をたくさん集めるよりワンチームで戦った方が結果的に業績は良くなっている。     ◆全体像◆   将来の未来図を描けていないと他からいい話が来ると躊躇なく乗ってしまう。 継ぎはぎの経営をしているとどこかで全体像がボケてしまう。 何をしたいのか全く分からない状態に陥る。 事業にもストーリー性がないと説得力に欠ける。だからその場凌ぎの継ぎはぎ経営は成功しない。 たまたまやっていたことが評価されて事業として当初は成功したが月日が経つにつれてメッキが?がれてきて事業が息詰まる。 壮大なビジョンも未来図も描けておらずどこに向かっているのかが見えていないのである。 そうなると社員も迷ってしまい何を考えていけばいいかも分からなくなる。 中小企業は特に社長が壮大なビジョンを掲げそれに共感する社員が集まらないと大きな力にならない。 ただ与えられた仕事をしているようでは会社の発展はない。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
やるだけじゃダメ:メルマガ8月30日号
◆ やるだけじゃダメ◆   経営者は大変である。皆さん日々頑張っている。 コロナ禍で大変な思いをし抜け出そうともがき苦しみ目の前のことを対処してやることをやっている。 先代から引き継いだ負債の多さにもめげず今では優良会社に変身させた社長も居れば、老舗の資産もある会社をボロボロの会社にして夜逃げする社長もいる。 やっているけど上手く行かない社長と上手く切り抜ける社長と2通りいらっしゃる。 成功まで持っていく人とそうでない人とではどう違うのでしょうか。 成功する人はただやるのではなく即座に動いてやり抜くのです。 大きな難題が襲ってきても覚悟を決めて諦めないで最後までやり抜いていく強い意志を持っている。へこたれない。 そこが全く違う。ただそれだけのことであるが、結果は大きく違ってくる。 脳から汗が出るほど考え抜いて成功するまでやりきるのだ。 多くの経営者はもう駄目だと諦めて途中で逃げ出す。 だから経営者はただ『やる』だけではダメで『やりきる』ことがとても重要である。 経営とは思い通りにいかないのが当たり前。 思い通りにならないことをどう工夫して成功の糸口を探すかが勝負である。 コロナ禍でもがき苦しんでいる社長は沢山いらっしゃる。 その中からやりきった社長だけが明るい未来が待っている。     ◆コロナ後の経営◆   コロナ後の経済はどうなるのでしょうか、中小企業経営者は不安を抱えています。 まだコロナ資金のお陰で売上がコロナ前よりダウンして利益減や赤字になっているが耐え凌いでいる中小企業も多い。 倒産件数も意外に少ない。金融機関はコロナ融資(保証協会付融資)のお陰で自分たちが貸しているプロパー融資を返済させてリスクヘッジを図っている。 一時的にアメリカの様に経済は上向きになるでしょうが継続性があるかは非常に不透明である。 減速して経済が悪化する可能性も大いに考えられる。 その為に中小企業はどのような経営をしていけばいいのか考えておく必要があります。 売上を伸ばすことだけ考えれば在庫が増えて、売掛金が増えて設備投資も増えて資金を圧迫することも考える必要がある。 今後借入が出来ないことを想定して経営をしていかねばならない。 コロナ融資で借入が増えたために銀行としてはリスクあるプロパー融資は消極的になる。 キャッシュフォローが今後の経営にとってとても重要になってくる。 お金が減り続けないように経営するにはどうするべきかを考え経営手法を変えていく必要がある。 売上は増えればすべてが上手くいくと思っているとこれからは痛い目にあう。 中小企業は粗利を増やし資金が減らない経営をするのが求められる時代である。 リーマンの時は金融が正常に戻ればすべてが元に戻ったけど今回のコロナはそうはいかない。     ◆ 一点集中◆   経営者は焦るとなかなか成功しない。 すごくいいものを持っていても利益が生まれないし、売上も急激に伸びない。 そんな会社は中小企業にとても多い。 だいたいそのような会社は、素晴らしいものを持っているのに他にもいいものがあればそれでも儲けようと欲張りなことを考えてしまう。 顧問先にも競合他社には作れないものを持っているのに、あれもこれも可能性があるならと色々な取り組みをしてしまう。 先日お越しになった時にはそんな経営をしていると何も芽が出ず最終的に倒産すると本気で怒りました。 大リーグで輝かし成績を残したイチロー選手はヒットを打つ事だけに専念して素晴らしい成績を残した。 イチロー選手もホームランを打とうと思うと打てる技術は持っている。 しかし、ホームランは狙わないと断言していた。 それは自分を知って自分が輝くためには何をしたらいいかを確信しているからだ。 その顧問先も極めれば日本一、世界一になれるものを持っている可能性がある。 つまり商売というのは1つで良いから極めれば大成功する。 大成功した後に次の展開を考えるのが賢明な策である。大成功すればあとはすごくやり易いからだ。     ◆経営に言い訳は通用しない◆   会社経営で言い訳はご法度である。 言い訳しても取り返しがつかない。 こうすればよかったと後悔して思ったとしても時間が戻ることはない。 経営は1分1秒が真剣勝負で油断をしてはいけない。 1つの判断ミスで取り返しのつかないことがある。 多くの経営者はあの時ああすればよかったと後悔することは必ずあった筈です。 自然災害で会社が大きな被害を受けることもある。しかし、言い訳しても誰も助けてくれない。 今回の新型コロナでも融資はしてくれたが、その後の経営については言い訳出来ない。 何故と思うことも一杯あると思います。言い訳を言ったところで誰も助けてくれない。潰れたらそれでおしまい。 どんなことがあっても潰れないように予測して経営するなんて無理に決まっている。想定外のことが起きる。 想定外のことが起きた時にどう対処するかに掛かっている。 経営に言い訳は通用しない。言い訳する前に対策を講じて乗り切ることが一番の優先順位である。     ◆採用の重要度◆   採用したけど辞めていく人が多いとか社長の話を聞きます。 何を基準にして採用したらいいのか迷っていると言われる社長も多いのも事実です。 非常に上手くいっているその会社の採用基準は、『人格』である。 『人格』とは人柄であり、その人の持つ性格・個性・行動様式すべてをさします。 人として当たり前のことが当たり前に出来るかである。 挨拶する、約束を守る、先輩を敬い、耳を傾ける、困っている人がいたら助ける、自分のやるべきことを必ずやるそのようなことが出来るかである。 当たり前のことが出来る人は目配り、気配り、思いやりがあるからだ。 上手くいっている会社は採用試験の時にその当たり前のことが出来ているか試せるようなシチュエーションわざわざ作っている。 学力があるとか専門知識があるとかそのようなことは関係ない。当たり前のことが出来ればいくらでも伸びしろがある。 人としての根本的なことが出来るかが大切だと考えている。 だからこそ、様々なシチュエーションを考えなきゃいけないので大変だそうです。 普通に採用試験をして合否を決めるのではなく適性をどう見抜くかがとても大切になってきます。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
社長の心得:メルマガ8月23日号
◆ 社長の心得◆   中小企業は社長の統率力によって会社の運命が決まる。 色々な社長を見てきましたが、会社のトップである社長であるのに、社員の顔色を見て躊躇して自分の意思をはっきりと示せない社長は会社の業績も悪くなる。 社長が己の責任において厳しい判断をしなければならないのに避けて周りの意見に左右されブレてしまっているケースを見かけることがある。 あまりにも社員の顔色を見て言うべきことを言わず放置してしまっている。経営に遠慮はいらない。 コロナ禍で大変なのに社内に緊張感もなく不満ばかり言っている現場ではこのコロナ危機を乗り切れるはずはない。 社長の仕事は船頭であり進むべき道を示し責任もって社員を明るい未来に引き連れていかないといけない。 自らの意思を曲げてまで周りに惑わされて判断がぶれているようでは会社の将来は危うい。 そこでそんなことを言うと社員が辞めてしまうかもしれないと言うべきことを躊躇している社長も居る。 社員が辞めることを気にして言うべきことを言えない社長は社長失格である。 社員が辞めようが動じない姿勢が必要である。 そのためにも一人の社員に頼りきった体制にならない様に組織改革をしておくべきである。 年商20億ぐらいまでは社内体制も整っておらずヒトの入れ替わりも激しい。それは当たり前の現象だと思う必要がある。 プロ野球球団を見ても1軍の選手が3~5年も一緒という球団はないはずである。入れ替わり、新しい血が入り活性化して更に強くなる。 会社も同様である。去る者追わずが正しい。 社長の力量以上に会社は良くならないし、大きくならない。 社長が力をつけ経営力を上げるしかない。 特に年商50億までは社長の統率力が欠かせない。でないと会社は大きくなれない。     ◆立ち返る◆   新型コロナの影響で売上が下がり尚且つ赤字に転落しているそんな企業も多いはず。 いつになったらコロナは終息して元の状態に戻るのだろうとヤキモキしている経営者も多い。 コロナ融資のお陰で何とか資金ショートせずに資金が回っているからバタバタはしていないが、心境としては資金の流失が止まらず焦っている。 私が1995年の阪神淡路大震災で所有している多くのビルが損傷し飲食店は崩壊状態になり受けた損害は40億以上だった。 あの危機的状況でどうしたかというとコロナ融資みたいな融資制度もなかったので、取引している金融機関に1億ずつすぐに出すように震災後2日目から交渉していった。 あの頃は今の様にリスケが簡単に出来る時代出なかったから手持ち資金が激減していく中震災後すぐの借入が後々再生する上でとても大切な勝負資金となった。 リスケという手段を取る必要があると思い、各行を回り半年かけてリスケにこぎつけた。しかし、何年も続けられないと思い、根本的な再生を果たす必要があると感じていた。 その頃に金融危機が訪れて多くの金融機関が倒産して再編が起こっていった。 これでもかと言うほど不幸なことが降りかかってくる。 先を見据えてとにかく先手を打って危機を乗り越えていった。 取引金融機関がドンドンと倒れ取引先企業のことより自分たちのことの方が第一だろうと感じていた。 金融機関の動きより先に再生に向けての準備をしていたお陰で生き延びることが出来た。 再生は銀行主導ですると真の再生は出来ない。真の再生を図りたいなら銀行に先んじて動くことです。 あの時に思ったのは、『何のために事業をしてきたのか』を自問自答して再生後の姿を描いていた。それをしていなかったら恐らく再生も出来ていなかったでしょう。 本当に大変な時期で二重苦三重苦ではなく十重苦以上の苦しみを抱え毎日を過ごしていた。 何か他で食えるものを探さないといけないと周りの儲かっている業種を研究してチャレンジしようと模索もしていた。そんなブレたことも考えていた。 目の前の大きな問題を解決しない限り人生は破滅しかないと思い、とにかく再生するためにどうすればいいか自分なりに考えていった。 今思い出すとよくそんなことを考えたなと思えることをしていた。それ程必死だった。 だから、コロナ禍で苦しんでいる経営者の話を聞くと元の位置に立ち返ることから始めるように勧めている。 社長がいかに強い気持ちでやり抜くかにかかっている。     ◆ 判断の優先順位◆   会社のことを決済するのにどうしていいかわからず社長決裁に委ねて受け身の仕事しかしない社員ばかりになっている中小企業は非常に多い。 それは社長にも責任がある。特に創業者の時には自分で会社を興し自分で決済して会社を大きくしてきたからカリスマ性がありすぎる。 しかし、それでは社員は育たずいつまでもパパママストアのままで成長がない。 社員に自分で考えて自分で責任もって行動してみろと言っても責任を負わされるならしたくないのが本音だ。 社長が自分が責任を持つから社員に考えて行動することをさせない。失敗をさせながら 成長させることをしない。 社長が社内での一番の失敗経験者なのに。 社員にとって何を基準に判断したらいいかを明確に知らせてないと決断なんて出来ない。 会社の理念に合っているかが一番大切である。 よくお客様第一というがどういう理念に基づいて第一とすべきなのかを明確にすべきである。 お客様第一なら何でも良いわけではないはず。利益がない仕事を第一には出来ない筈です。 私が家主業を営んでいた時は社員にこのように伝えていた。 私の家主業の基本的考え方は資金が無いがやる気のある人が成功するためのサポートをする家主業だと言っていた。 その為に家賃を遅延する人もいる。その時の絶対的な優先順位があった。 商売をしているとしんどい時もある。それは理解しておくべきで家賃が遅延する時もあるだろうが、事前に連絡してきたテナントは一定期間待つことを許す。 連絡もなく遅延してきたものには徹底的な処置を講じて追い出す作業をする。 社会的常識がないと信用できない。家主と店子は信頼関係が大切だから。 最終的に約束を破り追い出さないといけない時やテナントとトラブった時だけ私に連絡する様に社員に伝えていた。 安心して自分たちに仕事を遂行してくれたらいい。すべてケツを拭くから大丈夫だと伝えた。 仕事の判断の優先順位を徹底的に教え込んでおいた。 失敗した時には絶対に怒らない。二度と同じ過ちを起こさないために会社はどうすればいいかをキチンと報告してもらっていた。 この仕事の法則は全社員に徹底させていた。 そうしないとひっきりなしに私のところに決済を求めてくる。 それじゃ私の仕事が出来なくなる。     ◆経営者病◆   人間上手く行きだすと必ず甘えが生じてしまう。 まずは、自惚れてしまう。事業が上手く行くと俺が素晴らしいと勘違いして自惚れてしまう。 周りから褒めたたえられて、もしかしたら俺って才能あるのではと勘違いしてしまう。 勘違いから驕り高ぶり傲慢な態度をとる経営者もいる。 出来る経営者はいつも謙虚で教えの精神を持っている。 1つ事業があたるとマスコミからヨイショされてその気になってしまう。 そんな経営者を知っているが今はその会社は無い。 1つ成功するといつまでもその成功が続くと勘違いしてしまいマンネリの経営をしてしまう。 老舗企業でも革新的なことにチャレンジして成功している所もあれば同じ商品を同じように売って変わり映えの無商売をしているところもある。 商売も鮮度が命で賞味期限がある。 経営者病にならずに成功する経営者は大きな目標を掲げるビジョン力がある。 果敢に攻め続ける実践力がある。 そして、やり抜く貫徹力がある。 この3つが大切である。     ◆計画ははずれるもの◆   【計画ははずれるもの】 多くの中小企業が事業計画を立てている。 残念ながらその計画通りいくことは殆どないのが事実である。 計画通りいかなかった。それで終わってしまっている会社が殆んどである。 どう計画と違うのか何故計画通りいかなかったかその徹底的な検証をしていない。 その検証の結果、どういう改善を図ればいいかを議論していない。 だから次に活かされずいつも同じ結果になっている。 計画を立てることが最終目標になりそこで終わってしまっている。 立派な計画書を作成してそれで満足していては会社はいつまでも良くならない。 計画は、毎月検証し、差異の原因を追究し、問題点を洗い流し再計画をその都度再作成する。 その繰り返しをしないと計画書と言う作品で終わってしまう。 計画は予定通りいかないもの。その計画をいかに実現に近づけるためにどうすればいいかを常に考えなければただの計画書になってしまう。 試算表はその月の反省点を踏まえ今後どうしていけばいいか改善策を見つけるために作成されているもの。 それが1か月も2か月も先にしか試算表が出来上がらないのでは作成している意味がない。計画書の検証もしようにも手遅れ状態になっている。 何事もタイムリーで無ければ意味がない。   株式会社 Jライフサポート 三條慶八