土地と建物を共同担保でお金を貸すのは普通の事で何ら問題ない。
2物件の不動産を共同担保でお金を借りると非常に不利な事が多い。
ある会社の経営者が悔しいと言って相談に来られました。
その経営者は、何があっても自宅だけは担保を設定して
お金を借りる事をしなかった。
どうしても2千万必要になり、銀行に行って自宅を担保に一時的に
お金を貸してくれと融資を申し込んだ。
1年後にはすべて返済するからその時は担保を外してくれとお願いしていた。
1年後に借入金を返済した。ところが担保を解除してくれなかった。
会社の土地建物と自宅が共同担保の借入となっていた。
書面を確認しなかったのも悪いですが、信用して署名・捺印した。
なんとかしてくれと言っても契約をしてしまっている。
担保を外すと約束した証拠もない。
銀行の言い分は担保余力がないので、このままでお願いします。
金融機関は、経営者の自宅を担保に入れる事を好む。
何故かと言うと、自宅が無くなる事を経営者は非常に嫌がるのを
知っているからです。
出来れば自宅は、住宅ローンだけにすべきです。
他に担保設定させないのが一番です。
融資を受ける時に2物件以上の共同担保設定で借入をしない事が賢明です。
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▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
経営者にとって家族を守る事が第一である。
しかし、簡単な事ではない。
3年程前にセミナーにお越しになった経営者が
今回は個別相談にお見えになった。
何故かと聞くと元気をもらいたい
もう一度勉強したいからなどと返答されます。とても嬉しく思います。
有難い事でお会いするのが楽しみだ。
相談にお見えになった経営者はダメだと思いつつも
ダラダラと現状のまま続けて借入だけが増えている。
借金に借金を重ねて家族を養っている状況に陥った。
独立して3年、貯金も底が付き、姻戚からも借り入れてしまい、
銀行借入も出来ずに頸が回らなくなってきた。
自己破産する前に私の事を思い出し、相談に来られた。まだ40代でお若い。
昔と違って、頑張れば、何とか事業は好転すると言う甘い時代でなくなった。
新規事業を興して1年してダメなものはいつまでもダメな事が殆どだ。
事業を興す前の準備で決まる。
この経営者は心が揺れながら相談に来ているのがわかった。
方向性を色々求めてハッキリ定まっていない。
今の事業は全く利益が出ないのに、すぐにやめられない。新規事業も考えている。
現実を直視出来ていない。
目を覚まさせるしかないときつく苦言を呈した。
その経営者が考えているスキームでは生活も出来ない事を認識させることにした。
大切な家族も路頭に迷うのは必然だという事をこんこんと説明した。
こういう時はどうするのかとか
こうなったらどうするのかとか
最悪の事を想定して話をしました。
段々と現実が見えてきたようで自分がプライドを捨てきれず
上辺だけ取り繕ってきたのがわかり涙ながらに心の内を話された。
結局、外に良い顔してもしょうがない。守るのは家族でしょう。
それなら腹を決めて取り掛かるべきだ。その方法は、~~と話をした。
そんな方法があるのかと驚きながら、腹を据えて順番を間違えず
頑張ってくださいと送り出した。最後には笑顔が戻り良かった。
夢を持って独立するが、思う様に行かない事が多い。
その時にどう手を打つかがとても重要になってくる。放置していては何の解決にもならない。
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担保力を付けるために中小企業は、資産形成を考える。
これは間違った考え方では無い。
金融機関が担保に頼った融資をしているからです。
金融機関が自らの審査能力を高め融資に対する考え方を変えない限り
担保は必要です。
担保と言ってもどんな資産形成をしていけば良いのでしょうか?
東北の大震災の時の同業者A社とB社がありました。
A社は老舗の会社で工場や本社ビルを所有していた。
一方、B社は工場も借地で本社ビルも持っていない。
会社の資産もなく、売上や利益もA社より劣っていた。
A社は代々の土地なので、同じ場所での再興を目指し、
借入をして工場や本社ビルを建て替えて営業再開した。
B社は、土地に執着なかったので、直ぐに再開できる土地を探し、
移転し工場生産を早期に再開した。
早期に再開した事で注文が殺到し、以前より売り上げも増え
シェアも伸ばしていった。
A社が再開した時には、得意先はB社に取られ、売上は落ち込み、
借入が負担となり、収益を圧迫していた。
以上の様に資産形成もよくよく考えねば足かせになる事もあります。
会社と言うのはタイミングが非常に大切です。
勝機を逃せば、命取りになります。
資産を持つリスクも考え、どう担保力を増していけばいいか?
良く考えておく必要があります。
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色々な経営者と話をしていると気が付くことがあります。
取引先には、頻繁に通い、密に連絡を取り合っている。
しかし、銀行は行かないし、連絡もしない。
銀行からの連絡を待ってるような状況。銀行も取引先の1つです。
何故、行かないのか?不思議です。敷居が高いからでしょうか?
銀行から信頼を得ようと努力をしないと待っていてはダメ。
銀行の法人担当者は、取引会社を多く抱えている。
貴社を優先的に選ばれるように考えて行動すべきです。
信頼関係を築けば、借入も楽になる。支援も積極的に得られる。
20才ぐらいからそういう事を考えて、行動していた。
そのお蔭で140億も借入出来た。
信頼を得る方法は様々あります。とにかく自分がどんな人間か?
事業を将来どうしていきたいか?を知ってもらう事から始める事だと
いつも言っています。
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一番の問題は、霞が関も、議員も融資したら支援だと勘違いしているところです。
誰でも失敗は付き物です。
財務体質が脆弱な中小企業は何か問題が生じて業績が悪化したら
融資も止まってしまう。
中小企業の融資の殆どが今では保証協会付融資になっている。
20年前にはこんなに保証協会融資枠がなかった。
私は阪神淡路大震災で甚大な被害を受け140億の負債から自力再生しましたが
保証協会貸付残高は6000万ほどでした。
その後、金融機関が続々と潰れていく時代となり
昔ながらの企業を育てるバンカーが減りサラリーマン化した銀行員ばかりになった。
素晴らしいバンカーはいますが、数が激減してしまった。
リーマンショックで急拡大して更にコロナで考えられないほどの
保証協協付融資が広まってしまった。
恐ろしいことに本来してはいけない保証協会付融資をさせて
プロパー融資を返済させて将来のリスクを減らしていった金融機関は山ほどあります。
そして中小企業庁が中小企業活性化協(旧:中小企業再生支援協議会)を設立して、
銀行業務のサポートをしていまい、取引企業の内容を詳しく知ろうとしなくなった。
数字だけで判断して保証協会が融資すると言えばそれでよしみたいなことをあります。
信用保証協会は保証料をがっつり取っているのに払えなくなると金融機関が代位弁済するから
その融資残を金融機関に支払います。つまり、金融機関は全くリスクないわけです。
だから、コロナ融資は絶対に将来返済されないだろうと分かっていても金融機関は融資拡大に勤しんだ。
ゼロゼロ融資と言いながら政府から1,7%の利息をもらっていたから
最高益をたたき出していた。つまり、保証協会制度は金融機関保護策でしかない。
企業は業績が悪くなり行き詰まると金融機関は保証協会付融資を代位弁済させて
リスクヘッジするわけで、取引企業が倒れても痛くもない。
リスケしようと思うと金融機関は活性化協議会に行けという。
何故ならそこに入るとメイン銀行が旗を振ってリスケ交渉しなくても協会入りすれば簡単にリスケできるからです。
金融機関の本部からも文句も出ないから、支店としてもやり易い。
取引企業を思ってやっているのではなく自分たちが楽だからである。
そこで認定業者から経営改善計画を策定しますが、
マニュアルに沿って作られており、実際にその通りに改善できる企業はレアである。
認定業者は会計事務所などですが2~3か月で作成します。
そんな簡単に事業が改善できるなら世の中の中小企業はすべてうまくいきます。
改善計画ではなくて借入金返済計画でしかない。
リスケすると融資もされないですから出来る範囲が限られています。
単なる延命措置でしかない。
日本の悪いところで先送りして死を待っている状況下に置かれます。
個人保証制度を無くすと言っているが法律で無くしているわけではないから、
まだまだ個人保証を取っている。弱い中小企業ほど雁字搦めに取っています。
大企業が破綻して何千億も借入をカットしますが中小企業には簡単にはしない。
活性化協議会に入り全行一致なら出来ないことはないが1行でも反対されると出来ない。
コロナ禍にこの制度を過半数にするということで
協議に入ったと日経に出てましたがその後は何にも進展がない。
恐らく金融機関の反対があったのかもしれません。
いつまでも経営者責任追及だけは緩めません。
失敗してリセット出来ない中小企業制度は甚だおかしい制度だと訴えています。
だから、日本に中小企業はチャレンジできないし、活性化しない。
会社がおかしくなると必ず金融機関がいうことがあります。
社長そろそろ諦めて破産した方が楽じゃないですかと言われます。
それは破産後に待っている人間の悲劇を経験したことないから
容易く言いうのだと思います。
約10年間島送り状態になり融資は受けられないし、この時世でカードも保持できない。
馬鹿げた話だと思います。いつの時代の制度でしょうか。
米国の様にリセットするために手段であるべきです。
トランプ大統領も数度破産して会社を大きくしていっている。
中小企業経営者の再チャレンジ社会を構築しない限り日本の中小企業の未来はない。
以上のような実態は
衆議院議員や参議院議員、首長や地方議員や役員も実態を把握していないから
ピンボケした制度ばかりやっている。
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融資の交渉を苦手とする経営者も非常に多い。
なるべく避けたいと言う思いから専門家に任せる経営者もいる。
先代のオーナーから引き継いだ社長が相談に来られた。
とても真面目で、素直で、必死に銀行交渉に取り組んでいる。
このまま続ければ会社も復活し、大きく発展するだろうと期待している。
営業畑一筋でやってきたので、財務に対して非常に疎い。
自分の弱点を克服しようと質問もよくされる。
随時報告もし、確認作業も怠らないので、見ていると安心だ。
今までは先代が雇っていた元銀行員を同席させて銀行交渉に臨んでいた。
その元銀行員の作成した書類を見て、私が質問してもその経営者は何も返答できない。
自分が責任もって作成した書類でないから答えれるはずがない。
財務がわからなくても銀行に対してまず社長の想いを伝え、理解をしてもらうことが第一です。
銀行に提出する書類は、自分で苦労しながら、作成してくださいと依頼した。
立派な計画書などいらないので、その苦労が大きな財産となる。
それが出来ないと、いつまでも裸の王様ですよと苦言を呈しました。
計画書を人任せにしている経営者にお金なんて貸せないと銀行は本音として思っている。
経営者としての経営力を向上させる事がとても大切である。
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