信用金庫は体力がない。特に地方に行くほど体力がない。
非常に高コスト体質で生産性が悪い。
だから金利は高い割に収益は悪いところが多い。
今までにも横暴な信用金庫は数多く見てきた。
社長が亡くなり保険金が入ると借入の返済に回させて
まだ20代の将来ある息子に個人保証もさせた信金もあった。
その会社は奥さんが手伝っていたが、経営者になる気はさらさらなかった。
会社を閉めようと思っていた。
信金が説得して、事業継続をさせて奥さんを保証人にさせて
リスケをする条件に息子を差し出せと脅して強要した。
完全に主婦をしていた奥さんをご主人が亡くなったからと会社を継いでください。信金も応援しますからと
奥さんが引き継いだ親の財産まで担保に入れさせて最終的には取り上げてしまった。
担保に入れていた不動産を処理するときに銀行の借り入れは減っているから
資金が残ると思っていたが、いつの間にか空いた担保を信用保証協会に譲渡して
余剰担保がない状態に持っていっていた。
不動産を売ってすべて銀行に持っていかれて意味のない不動産売却になっていた。
中小企業経営者は目の前のことで必死で、財務のこと・金融のことなどわからないので
交渉力が全くなく、銀行のやり放題になっている。そのような事例もたくさんあります
是非少しでも不安がよぎったら相談に見えてほしい。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
銀行は3月に決算を控えて融資を増やしたい事情があります。
そこでこの時期の銀行交渉はそれを踏まえた交渉が必要です。
特に3月にリスケをしたい場合はあまり良いタイミングではなく、
リスケを断られた場合の様々な対応を用意した上で融資とリスケを申し込むべきです。
資金繰り表を作っていることが大前提にもなります。
詳しく解説します。
↓【ちょっと待った、3月の銀行との交渉】
是非ご視聴ください。
《三條慶八 中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル》
https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg
中小企業はコロナでの赤字の蓄積が尾を引いている企業は多くあります。
またウクライナーロシア戦争で資源代金の高騰や円安による輸入品の高騰でコストが高騰した分を
卸先に転嫁出来ていない中小企業がたくさんあります。
大企業はその点抜け目なく自分たちの利益は確保しているのが現状だと思います。
なかなか中小企業経営者が必死に交渉しても希望通り上げてくれない。
未だに黒字化が実現できていない。
そのような企業も多数ありコロナ禍の時の様に金融支援を受けられないので、倒産に追い込まれている。
中小企業の場合には、保証協会付融資が大半を占めている。
銀行は代位弁済されると損はほぼ発生しないので、真摯に向き合ってその企業を助けようとは思わない。
保証協会制度の拡大でのひずみが生じている。
すぐに活性化協議会入りを進めて改善計画を策定してリスケを3年ほどして支援している振りをする。
そこには活性化協議会入りすることで支店は本部に責められずにリスケをすることができる。
改善計画も予定通りにいかなくても銀行側が策定したものではないので、責任を問われない
おかしな制度になってしまっている。
そこには借り手責任や経営者責任を銀行から責め立てられるが、銀行側の貸し手責任の追及は一切ない。
昔は銀行が取引先に寄り添い一緒に再建計画を立てて何とかしようというバンカーとしてのプライドがあった。
保証協会制度の拡充と活性化協議会の設立で銀行が取次業務の様になっている。
バンカーとしての志がなくなりつつある。
活性化協議会入りすることで銀行はその企業がいつ倒産しても
いいように準備している。その準備期間の様になっている。
活性化協議会入りして正常債権に戻った企業はほぼないと見た方がいい。
そのような判断で銀行は対応してくる。
3年の支援が終わるといくら黒字化していても返済期間が50年のような長期になるのなら
銀行側も債権カットして処理して企業の売却を考え処理されることが多い。
特にコロナ後、支援協入りの企業が増えすぎて対応が出来ないところが多くなり
いちいち長期で支援する体制は取れなくなった。
結局は経営者責任を取らされて会社を追い出されて何も残らない状態になってしまう。
そうならないためにどうしておくのかを考えていない経営者は地獄を見るしかない。
とにかく早く相談に来られた方がいい。個別相談ページからお申し込みください。
再生は時間との戦いです。迷っている暇があるなら行動ください。
●個別相談お申込みは↓↓
【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
▲知らないと倒産!?「活性化協議会」の裏側全て教えます!
事業再生(あるいは企業再生)は
一律ではできないということがわかりにくいのは、
法的再生が一律で手続きが決まっているためと考えられます。
手続きが決まっているなら法的再生の方が楽と考えがちですが、
法的再生で本当に再生できる確率は低いのです。
これは現行の法制度が貸し手に有利な制度になっているためで、
返せないお金を減免して企業を救うようにはできていないからです。
だから私的整理をするわけですが、こちらは手続きが決まっていない方法なので
何をどうするかは自分で一から考えなければなりません。
当然失敗するのです。
成功しようと思ったら私的整理をよく理解している協力者が必要です。
↓【三條慶八の中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル】をご視聴ください
詳しく解説します。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
=新刊好評発売中!!=
1500社の社長を救った虎の巻『経営の極意』(フォレスト出版)
「会社と家族を守るための銀行交渉術」より一部を公開します
-------------------------------------------------------------------------
【銀行主導の再生プランに潜む、銀行の本音】
残念ながら経営が不審で、再生の道を模索するとき、
銀行が色々とアドバイスしてくれます。
これが銀行主導の再生です。
銀行はどうやって貸したお金を回収するかを第一優先に考えます。
どうやったらこの会社が良くなるかは、残念ながらニの次です。
銀行が連れてきた不動産会社の取引会社に
家や不動産を買い取らせ、融資の付け替えをしたりします。
私財を押さえられ、何もなくなって借金だけが残る。
銀行主導の再生は、そんな結末が多いのです。
【銀行に主導権を取られる前に、準備すべきこと】
最終的には「自己破産したら楽になりますよ」と
優しく告げられます。
自己破産した後の末路は大変です。
誰も社長経験者を雇うことはしません。
そんな重たい人を雇いたくないです。
生活するベースがなくなってしまい、
お金も借りられないわけですから、何もできません。
「銀行で騙された」と嘆いてる経営者もよく見かけます。
とにかく、銀行としては最大限、借入金を回収したいと考えます。
そして、債権カットをしようと思っても、
なかなか今の制度では本当に難しいのが現実です。
銀行に主導権を取られる前に再生の準備をすることが大切です。
少しでもおかしな動きを察知すると、銀行はそれを見逃しません。
銀行がまだ油断しているうちに自分で方策を考えることが大事です。
銀行が動き出したら、もう遅いと考えてください。
【結局、自分の会社は自分で再生するしかない】
再生は時間との勝負です。
なぜなら、再生時には、会社が借入れできないし劣化していきます。
時間がかかると再生できるものもできなくなります。
銀行も協議会もそれなりに一生懸命に動いてくれますが、
決まりごとの枠内で進めるので、時間がかかります。
その間に資金は枯活して、
会社は劣化して、人材も流出していきます。
また、銀行も協議会も、
「自助努力してできなければしょうがない」という立場です。
「何が何でも再生するんだ」というほど親身にはなってくれません。
マニュアルどおりにしかできない仕組みになっています。
私が140億円の負債を抱えたとき、
中小企業再生支援協議会ができました。
救ってくれるのかと期待し、
言われるとおり資料を膨大にそろえて提出しました。
しかし、結局は何もできませんでした。
そんな経験があるので、
「自分の会社は自分で再生するしかない」と思っています。
だから、その会社に合ったやり方を考えて、再生をアドバイスしています。
誰も考えないような再生スキームを組み立てていくしかありません。
一般的な方法では、お金と時間かかりすぎるので、
独自の方法を模索する必要があります。
今の日本の中小企業制度では、
経営者の再チャレンジは非常に難しい状況です。
なんとか法整備を変えて、
再チャレンジができる社会になることを願うばかりです。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《三條慶八 中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル》
↑【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
チャンネル登録の上、是非ご視聴ください。
現代社会は、膨大な情報が溢れ
何を信じたらいいのか選択が非常に難しい。
マーケテイング戦略の上で、
お金を掛けて宣伝すれば売れる時代でもない。
みんなが持っているから売れる時代でもない。
集団から個人の消費スタイルに移行して
周りが持っているから欲しいという消費行動ではなくなった。
私が大学時代はみんな同じブランド
同じ流行の服装をして欲しい高級ブランドも同じでした。
今の時代は人と違う方がいい。
多様化した個性ある時代である。ですから売る方は大変だと思う。
そして今欲しいものを手に入れたい。即応性がないと駄目な時代である。
尚且つお金をたくさん掛けない。創意工夫をすることが求められる。
バブル時代と大きく違う。
濃厚なコミュニティが重要なファクターになっている。
『共感』がないと始まらない。押し売り的な発想は通用しない。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八