コラム

成功するための条件:メルマガ9月27日号

◆ 成功するための条件◆

 

社長が成功するためには何が必要なのでしょうか?

夢中になって仕事をしている。成功するにはこれしかないです。

たまらない苦しみがあろうと結果がなかなかでなくても一心に仕事に取り組めるのはそこに喜びや楽しみがあるからだ。でないと仕事は続かない。

社長は今まで学んだことや本で読んだ知識、様々なところから入手した情報、今迄の経験から考えた
成功するための知恵を『富』に置き換えるプロセスが社長の仕事である。

多くの社長を見てきましたが富に置き換えるプロセスは、頭の良し悪しなど全く関係ない。

社長の能力は熱い情熱を持続的に発揮できるかに掛かっている。

その情熱量がとんでもない知恵が浮かぶ。

東大出身だからすべて成功するわけでもない。低学歴だから失敗するわけでもない。

富につながる知恵をいかに頭に浮かべて実行できるかである。

 

 

イメージ戦略

 

中小企業の多くは、会社のイメージ戦略がぼやけている会社が多い。

売れている俳優や女優は各人にイメージが確立している。それに合ったコマーシャルの依頼が来ている筈である。

まず1つのイメージが確立していないと使ってもらえない。

何万人の俳優や女優の中から選んでもらうにはそれなりの理由がないと難しい。

その上で他のイメージを積み重ねて芸の幅が広がる。それと同じで会社にもイメージ戦略が重要になってくる。

自社のイメージを周りからどう見られているのか調査してみることをお薦めします。

合致しているならいいが違うなら戦略ミスである。

商品にも同じことが言えるわけでイメージというのは漠然としているが明確なメッセージを訴え続けないと確立しない。

今の時代、見た目が非常に大切である。だからこそイメージ戦略が需要になってきている。

 

 

マニュアルなしの接客術

 

お客様と接する時にマニュアル通りにされると非常に心地の悪い気分になる。そんな経験はないでしょうか。

人によって接客は変わるのは当然だと思いますが、すべての人に同じようにするから非常にギクシャクしてしまう。

それならまだロボットが接客している方がマシだと思ってしまう。

ホスピタリティーが溢れる接客をされるとそのお客様は絶対にリピーターになる筈です。

マニュアルがない会社があり、その会社はマニュアルなしで一人ひとりに合わせた接遇が出来るように日々努力を重ねてきた。

あのスタッフに会いたいあのお店に行きたいと思って頂けるようになりお客様が逃げなくなった。

接客にも心が通って感動を呼ぶことになる。

アニュアルも必要だが臨機応援な対応がないと気分の悪いマニュアルになる。

その臨機応変さはその人の素養である。教えて出来るものではない。気遣いがあるかどうかである。

 

 

組織の在り方が変わる

 

組織が大きくなると縦割りの組織形態になり、上層部が権限を持った状態になる。

意思決定が遅くなり弊害が出てしまう。

昔のピラミット型の組織形態では今の時代では戦えなくなってきた。

フラットな組織文化が宿る会社は伸びていく。

フラットな組織文化のポイントは意思決定を現場に任せることです。

意思決定がしやすい環境づくりをし決定するまでのプロレスに会社のルールを設ける必要がある。

そのために会社のルールブックを作成し、毎日ルールを加えてバージョンアップしている企業もある。

コロナ禍の苦しい中からどのように生き残りをかけて闘っていくかは自分たちで工夫して考えることがとても重要になってくる。

組織形態がピラミッド型はIT化された時代にはそぐわなくなってきた。

 

 

不便益のすすめ

 

中小企業が大企業のように真似てやっても絶対に上手くいかない。

中小企業には中小企業のやり方が有る筈です。

大企業なら1つのことを変えるにも稟議書を提出してたくさんのハンコをもらわないと何も出来ない様になっている。

中小企業は出来ることはすぐにでもやれることが出来る。そこが強みでもある。

マニュアル作成にしても大企業のようなマニュアルを作り効率化と平準化を図るやり方では中小企業にはそぐわない。

大企業と同じ事をしても人材面や資金面で劣るから勝てるわけがない。どうすればいいのでしょうか。

中小企業こそ不便なことこそ取り入れてそれぞれのお客様に合ったサービスを提供するのが勝てる技であると確信している。

オーダーメイドこそ中小企業の生きる道である。

不便益なことを徹底すると他社は面倒でやりたがらないし、大企業は採算が合わないと絶対に同調しない。

不便益を徹底したオーダーメード経営が中小企業を高収益の会社に変貌させる唯一の策である。

 

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

三條慶八の本