Column

経営コラム

経営のヒントや考え方、時事トピック等をお届けします
11年ぶり1万社倒産
中小企業は苦しんでいる。 コロナ明けの商売のやり方が大きく変わったことも一因あるが、 材料高・人手不足・人件費高騰、燃料費高騰などあらゆるものが値上がり 価格転嫁出来ずに苦しんでいる。 コロナ禍では好調だった焼肉屋も倒産ラッシュであるし、飲食店の倒産は 高水準である。 テナントが入らないで困る家主も苦しんでいる。 東京なんてこんな立地なら空き店舗になるはずがないと思っている場所が 何か月も、何年も決まっていないところがある。 再開発がどんどん進み高層ビルが乱立する都心ではあるが、 少子高齢化が進み人口減・会社の数も減る。 飲食店はどんどん新規に出店している。投資回収できるのかと疑問を 抱いてしまいます。 大手などは海外に目を向けているが、中小企業はそうはいかない。 インバウンド向けの商売をして高収益を上げるビジネスモデルなら やっていけるかもしれないが、中小企業の多くは苦しい状況である。 総理が中小企業の意見を聞いている映像が流れていたが、 あれは役所が事前にヒアリングして自分たちの政策に間違いがないと 再確認をさせるための儀式でしかない。 本当の中小企業の悲痛な思いは届かないし、聞こうとしない。 日本は先進国で一番生産性が悪い。 その大きな原因は中小企業にあると言われている。 何故なら、約30年間のデフレ経済時には、利益が薄くとも 雇用を守るのが一番だという政策を進めていたからだ。 ところがコロナ後、材料費、燃料費が高騰し、モノの値段が劇的に値上がりした。 インバウンドが増えたことで日本がいかに低賃金で雇用されていたかが 日本国民にばれてしまった。 急にデフレ政策からインフレ政策に舵を切って給与も上げろと言っている。 中小企業にそんな大転換政策を実行できるほど余力がない。 コロナ後のビジネスモデル転換がほとんど出来ていない中小企業の多くは 青色吐息状態である。 銀行にはリスケの申し込みが殺到しているし、 保証協会には代位弁済の申し込みでパニック状態になっている。 もうコロナ融資で保証協会枠は広げすぎたのでもう中小企業への 安易な融資は出来ない。 本来はリセットするために債権カットを断行して 生き残れる会社を存続させないと日本の中小企業は壊滅状態になる 可能性が出てきている。 何事も決められない先送りしてしまうそんな政府と役所は103万の壁の問題でも 非常によくわかります。 だから、日本は経済大国とか言っていたのは過去の話になり、 益々国民が貧しい思いをしないといけない。 参議院選挙が終わると国政選挙はしばらくない。 すると倒産ラッシュに拍車がかかります。 だからこそ、中小企業経営者は自分で自分を守る術を持っていないと 明るい未来は永遠に来ない。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】 株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲知らないと倒産!?「活性化協議会」のウラ側全て教えます! =======================
阪神淡路大震災から30年
あれから30年が経ちました。 大震災で人生が大きく変わってしまった。そんな方はたくさんいらっしゃると思う。 私自身も地震が起こるなんて微塵も思っていなかった。 大学に東京に行ってましたが、地震で恐ろしいところだ 東京は恐ろしいいところだと感じていた。 神戸市民の多くは地震に対する備えなんて誰もしてなかったと思う。 商売に対するリスクヘッジは日ごろから準備をしていたつもりですが、 地震に対する備えはゼロでした。 大震災当日、朝5時過ぎです。ドーンという下から突き上げる感じで身体が浮き合ったような感じでした。 その衝撃は凄まじくて暴力〇がトラックで自宅に突っ込んできたと思いました。 来たか!と身構えたのを覚えています。2回ドーンと来ましたから とうとう来たかと覚悟しました。 商売がレジャービルをたくさん所有していたので、トラブルもありましたし、 絶対に負けない対応をしていたから恨んでいるやつもいるだろうと 日ごろから気を付けていたのは事実ですから。 あのころ携帯もつながらないし、テレビも見れないし、情報が何も入ってこなかった。 外の景色を見ると火災が広がっているところもあるし尋常なことではないと察しました。 とにかく会社に行かないといけないと思い、車を何とか出して向かいました。 すると家やビルが崩壊し火災も広がりこの世の終わりだと思える景色でした。 会社の近くに行くほど神戸の中心地でしたから悲惨な状態になっていました。 本社に行くと会社の奥にあった大金庫が玄関入り口まで飛ばされていた。 もし事務所にいたら即死状態だったと思いました。 ミキサーにかけられたような事務所の中でした。 鬼のような親父が俺の人生は終わったと涙を流していた姿を見たときは 何も先は読めないが、とにかく俺が何とかすると言って育ててくれた恩を返さないと いけないと放った言葉でした。 それが私の再生のスタートです。次の日には銀行回りして現状と資金の手当てをお願いしました。 その時のスタートダッシュが後々に効果を発揮することになった。 とにかくどさくさ紛れにいち早く銀行に行き借入を進めたのが再生成功への1歩だと思います。 再生は時間との闘いです。それがわかっていないと破綻に追いやられます。   ●無料個別相談お申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八
ちょっと待った、3月の銀行との交渉
銀行は3月に決算を控えて融資を増やしたい事情があります。 そこでこの時期の銀行交渉はそれを踏まえた交渉が必要です。 特に3月にリスケをしたい場合はあまり良いタイミングではなく、 リスケを断られた場合の様々な対応を用意した上で融資とリスケを申し込むべきです。 資金繰り表を作っていることが大前提にもなります。 詳しく解説します。 ↓【ちょっと待った、3月の銀行との交渉】 是非ご視聴ください。 《三條慶八 中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル》 https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg
三條慶八 書籍「経営の極意」3刷重版決定!
「経営の極意」がおかげさまで大反響を頂き、3刷重版となりました。 全国の書店でもベストセラーとなり、 全国各地の書店の皆様、そしてこの書籍を手に取っていただいた皆様に、 心より御礼申し上げます。 本書を通じて、皆様が自身のビジネスにおいて実践的な知識を身につける手助けができれば幸いです。 どんな状況においても、諦めずに挑戦を続けることが成功への道だと信じています。 今後とも皆様のビジネスの成功を心よりお祈り申し上げます。   ベストセラーの実績を一部ご紹介させて頂きます。   ジュンク堂書店 名古屋店(6/9〜6/15)  ⭐︎第1位 紀伊國屋書店 広島店(7/1〜7/7)  ⭐︎第1位 紀伊國屋書店 札幌店(7/8〜7/14) ⭐︎第1位 有隣堂 アトレ目黒店(6/16〜6/22) ⭐︎第1位 ジュンク堂書店 大阪本店(6/2〜6/8)⭐︎第1位 ブックスタジオ アルデ新大阪店(7/8〜7/14) ⭐︎第1位 ジュンク堂書店 難波店(7/8〜7/14) ⭐︎第1位 丸善 博多店(6/9〜6/15) ⭐︎第1位
三條慶八 最新刊!「経営の極意」が書店売上ランキング1位になりました
2024年5月11日に発売された新刊1500社の社長を救った虎の巻「経営の極意」が下記の書店で1位になりました! 多くの方にご購入いただき、誠にありがとうございます。 有隣堂アトレ恵比寿店 総合1位、ビジネス書1位 有隣堂横浜駅西口店 総合1位、ビジネス書1位 三省堂書店名古屋本店 ビジネス書1位 ジュンク堂書店福岡店 ビジネス書1位 1500社の社長を救った虎の巻経営の極意は、三條慶八氏が中小企業の真のアドバイザーとして1500社以上の企業の復活を支援してきた実績をもとにまとめられた、中小零細企業経営者の「経営のバイブル」的な一冊です。 ◎再生が成功する社長と成功しない社長の違いは? ◎商売は基本的に利益追求が第一? ◎新規事業をやるうえでの注意点 ◎新規事業をやるうえでの注意点 ◎資金繰り表は、税理士に書いてもらうほうがいい? ◎社会保険や税金を滞納したらどうなる? ◎銀行のリスケ交渉での注意点 ◎借入交渉は、どの銀行から行なったほうがいい? ◎サービサー処理の実態の対処法 ◎銀行が一番知りたい数字とは? ◎継がせる前に、後継者には何をやらせたらいい? などなど、社長が抱える、101にわたる不安・疑問に対して、【Q&A形式】でズバッと答えます。 中小零細企業を取り巻く環境と大きなリスクの中で、中小零細企業の経営者が生き抜いていくには、どうすればいいのか?生き残るために必要不可欠な「経営の極意」を1冊にギュッと凝縮してまとめました。 まだお読みでない方にもお勧めの一冊です。 Amazonで購入
新刊『経営の極意】 発売
【新刊『経営の極意』5月11日発売】 8冊目となる拙著 1500社の社長を救った 『経営の極意』を(フォレスト出版)より上梓します。 新型コロナの影響により、 中小企業は多大な損害を受けました。 いまだにコロナ前の売上・利益が 戻っていない企業もたくさん存在します。 コロナ融資を受け、 借入だけは増えて、 返済が始まり、 資金繰りも段々と 苦しくなってきている企業も多いでしょう。 その増大した借入を 今後返済していける自信はありますか? と経営者に問いたい。 厳しいというならば、 どうしていけばいいのかは この本を読めばわかると思います。 貴社が抱えている課題の解決策を 聞いてみたい方は、 この本の読者には 1回の面談は無料ですから、 是非気楽に申し込んでください。 (詳しくは書籍巻末参照) 私自身阪神淡路大震災で 40億円以上の損害を被り、 負債も140億円も抱えることになりました。 そこから命を削る思いをしながら、 約8年かけて自力再生をしました。 その時に中小企業の制度は 債権者側と債務者側が 同等ではないと痛感しました。 その経験を生かしてその後、 中小企業の真のアドバイザーとして 1500社以上の企業の復活の支援をしてきました。 私の使命は、 『中小企業経営者の再チャレンジ社会の構築』です。 そのために闘っていきたい。 中小企業経営者に 是非とも知ってほしい基本的なことを 今回フォレスト出版の協力を得て まとめ上げることが出来ました。 誰も教えてくれない、 しかし重要だと思うことを 中心にまとめました。 難しいことではないが、 知らないと損するし、 経営のスキルです。 是非、参考に活用していただきたい。 そして、何故中小企業経営者は、 一度失敗すると 復活できなくなるかを知っておいてほしい。 そのためのリスクヘッジが 何故必要かわかっていただきたい。 中小企業経営者の復活を阻害している5項目 1,信用保証協会が債権を一生持ち続けて、 サービサー処理をしない。 破産など法的処理しないと いつまでも債権を 持ち続けているから復活できない。 これは中小企業のための保証協会ではなく、 銀行保護策でしかない。 2,個人保証制度を無くす傾向になっているが、 曖昧で外せない経営者が殆どである。 法律で個人保証を無くすことで、 中小企業経営者の再チャレンジがし易くなる。 3,日本政策金融公庫も保証協会と同様で、 サービサー処理しないから、 自己破産しないと借入が消えない。 だから、中小企業が活性しない。 4,サービサー制度が存在する。 何故、サービサーが必要なのか? 本来なら金融機関がサービサーに売却した金額で、 債務者側が処理できれば、 コストも安くなります。 それがサービサーを通すことで 過大な負担を債務者側に与えて、 再生を阻んでいる。 金融機関の損金処理のために サービサー処理をするというが、 日本の中小企業の再生を考えると コスト増になっている。 5,自己破産制度が非常に問題です。 銀行や弁護士も自己破産を進めるが、 自己破産後にはカードも使えない、 住宅ローンも組めない、 借金もできない状態が10年ほど続きます。 つまり、島送り状態になってしまう。 このような地獄の自己破産制度は、 先進国で日本だけではないでしょうか? 絶対に諦めない強い意志を持ち続けることが、 成功する経営者の必須条件です。 どんな苦難が訪れようと、 必ず、突破口はあるはずです。 少しでも将来に不安がある方は、 是非気軽に面談申し込みをしてください。 お待ちしております。