Column

経営コラム

経営のヒントや考え方、時事トピック等をお届けします
保証協会付融資の迂回回収
会社の歴史や事業規模からして保証協会融資しかないのは おかしいと思われる会社の経営者が相談が来られた。 過去から検証しているとその事実がわかりました。 東北の大震災、リーマンショック後保証協会融資の枠が大幅に拡大された。 多くの企業が借入申請すると何千万というお金が融資された。 それに目を付けて資金がすぐに必要で無い企業にも銀行は借入申請をさせていた。 借入をさせるのは問題ないが、以前に貸し付けていたプロパー融資の回収に利用した。 中小企業なら融資を受けた資金は有効に活用すべき大切なお金である。 無理やり返済資金として回収された。 多くの中小企業は、今後の事を考え泣き寝入りして従っていた。 融資したお金を直接回収すると違反行為にあたる。 わざわざ他行の口座にお金を移動し、再度その銀行口座に資金を戻し 回収するという姑息な事をしていた。 多くの金融機関が自分たちのリスクを減らす為に保証協会融資を利用し、 回収に勤しんでいた。 本来融資を受けて,資金的に余裕が出る筈だった。 融資を受けた資金を回収されたお蔭で現在、資金繰りが苦しい。 必要な時にはお貸ししますからと融資を受けた資金を回収した。 全くの詭弁であった訳です。 本来なら中小企業の支援のための融資が金融機関のリスクを減らすための 融資制度に代わっていたのです。 中小企業救済ではなく、銀行救済融資になっていた。 多くの企業の相談を受けているとこのような実態が結構多い。 しかも、積極的に推し進めていた地方の金融機関もある。 保証協会付け融資は銀行のための貸付制度である。 何とか制度改革しないといけない。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
成功するお客様優先の経営者
商売をしていると目線がおかしくなることが有る。 会社都合・経営者都合・社員都合で物事を判断して進めようとする。 相手の立場に立ってどう思っているのか どう感じているのかどうしてほしいのか何を望んでいるかを 察しなくてはいけない。 求めているお客様の気持ちがわかれば失敗することなどないはず。 企業側や経営者側の都合で物事を決めている事がある。 だから、お客様の心は離れる。 純粋なお客様の希望を当社の決まりでと言われると無性に腹が立つものです。 相談に来られる経営者にも自社の製品にほれ込んで 周りが見えなくなっている方もいる。 経営者の考えているビジネスモデルは成功するのは当たり前と 考えている方もいる。 商売の基本は、対象となるお客様が何を欲しているのかを察知する事だ。 それがブレだすと会社の状態がおかしくなる。 経営者が考えた商品やサービスがなぜ売れないのかと 相談に来られることがある。 説明しても分かってもらえない事がある。 最後には、お客さんが理解できないのだとお客様に非があるようないい方をする 間違った考え方の経営者もいる。 謙虚な気持ちでお客さんに接しないと見えるべきものが見えなくなる。 お客様目線がどこまで極められるかで会社の将来は決まる。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
失敗する5原則
経営者は孤独で辛いものです。 事業の再生が出来ない経営者には5つの原則がある。 1.現実逃避する 2.問題点を先送りする 3.言い訳をする 4.レスポンスが遅い 5.決断が出来ない 嫌な事や辛いことから逃げたいと誰でも思う。 現実を見ない様にして現実逃避する。 すると会社は更に悪化して、劣化し、資金も枯渇し倒産の危機を迎える。 問題点を先送りするのは、その場は楽かもしれない。 問題点を解決するには、軋轢もあり、調整も大変です。 しかしながら、先送りすると更に問題が大きくなり、将来解決も出来なくなる。 傷は浅いうちに治すのが鉄則です。 いい訳ばかり言う経営者は、絶対に上手くいかない。 トップが言い訳をしている訳ですから部下も言い訳して当然です。 言い訳が通る会社となります。 出来ない事を言い訳をして正当化するより、解決する為に 何をするかを考えなくていけない。 レスポンスが遅い経営者は全てにおいてルーズな事が多く 会社が良くなるスピードが遅く機会損失する。 レスポンスが早い人は仕事も早く処理も早いと思って間違いないです。 最後に決断が出来ない経営者もいます。 自らが決断する事で、責任を負わないといけないので 何とか逃れたいと思うようです。 決断できず、迷ってばかりいて勝機を逸する事がある。 以上、失敗をする経営者の5つの原則です。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
ゼネコンが驚く
昔、神戸で不動産会社を経営していた。神戸の繁華街にビルを建設してきた。 様々な人間が寄ってくる。 ビルを建てるとややこしい人間が現場や事務所に来る。 嫌がらせをしたり、仕事をさせてくれと入り込んでくる。 ○○○のシノギの世界。 ○○○のネットワークは、警察よりすごい時もある。 反対に痛い目に会うのを良く知っている。 全くそういう人間が現場に寄りつかない。ゼネコンはビックリする。 ○○○に隙を見せずに生きてきた結果だと思う。 警察とも連携し協力した。○○○と関わらず自分を守る術を身に付けた。 そうなるまでの道のりは、大変でした。カラダを張って生きてきた。 信念を貫き通すことは非常に難しい。しかし、曲げてはいけない。 信念を曲げて失敗するなら信念を貫き失敗した方が、よっぽど納得できる。 そういう生き方を貫き通す。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
税金延滞処理
資金繰りがしんどくなると源泉税や消費税を 延滞している中小企業経営者をよく見かけます。 最悪なのは、銀行支払ばかりして税金を延滞している。 金融債権債務は、圧縮できる可能性はあるが、税金は全くない。 延滞金も高利である。 放置していると急に差し押さえも有り得る。 キチンと話し合いを持って延滞分を支払う事です。 ここで一番のポイントは税務署への交渉に社長自ら最初に行かない事です。 その為に顧問税理士等がいます。 社長自ら行くと詰められてしまい、先付の手形や小切手を切らされる こともあります。また、差し押えをするとか担保を提供してもらうとか 言われて困惑する事がある。 社長自身だけなら寄り切られて、従ってしまい今後の事業に支障を きたすことがある。 まず顧問税理士に行ってもらう。 税務署は、税理士などに対する対応と社長に対する対応とは違う。 税理士などは先生として扱われる。 そこで税理士にうまく交渉してもらい小切手や手形を差し出さない事です。 無理のない支払交渉をしてもらい、事業経営に支障がない様にすることです。 税理士を会計処理するだけと思って依頼する経営者の考えが間違っている。 料金だけではなく、税理士の力量も判断し選択する必要があります。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
ギリギリセーフのリスクヘッジ
危機感を感じて相談に来られた経営者がいる。 話を聞いていると関連会社と本体とがいびつな関係になっていた。 色々と内情を聞いていくと守りたいものが守れない状態であった。 いつも相談者に聞くのですが、『何を守りたいか』その順位を教えてほしいと。 まず自宅はローン返済が進んでおり、余剰担保がある状態であった。 住宅ローンの抵当権設定の後に銀行が担保を設定しておけば、 売却時にローン残債を返済してもまだ2000万から3000万資金回収できる 状態であった。 早々に協力者に売却して自宅を安全地帯に確保した。 関連会社同士がいびつでそれぞれが関係性が深い状態であった。 関連会社は借入なく収益が上がるビジネスモデルにあった。 この関係性を解消しないと共倒れになる可能性がある。 経営者が資本(株式)を持って何らかの関係性が見えるようでは 後に銀行から会社の連帯保証を求められる。あるいは、差し押さえの対象になる。 関係性を遮断することにした。完全別会社体制に再構築した。 メイン銀行は何も言わないが評判の悪い地銀が 案の定自宅を担保にしてくれと言ってきた。 売却されたのを知ると信じていたのにと言う始末。 信じていたのではなく、回収出来たのに余計な事をしやがって と言う心の叫びが聞こえる。 更に関連会社を連帯保証に差し出せと言ってきた。 これも手が出せない状態で後の祭りである。 メイン銀行からの申し出で保証協会がリスケをOKしている。 プロパー融資の400万のために必死に担保や連帯保証など 本当に行儀が悪いと感じる。 この取引先を何とか良くしようとか再生しようとかいう バンカーとしての意気込みも無い。 このようなバンカーや銀行が中小企業の活力を奪っている。 金融庁は必死に銀行の改革を叫んでいるが、 現場がこのような様ではどうにもならない。 今回はこの経営者が危機感を事前に感じて相談に来られたから間に合った。 もし、そうでなければ自宅も収益のある事業もすべて失くすところだった。 息の根を止められていたはずである。 世の中には知らないうちに銀行の思惑にハメられ痛い目に経営者も多い。 ちょっとの事で人生が変わる。 才覚ある経営者を見殺しにしてはいけない。 これだけ少子化で会社数が激減している現状を考えると人材を活かすのが 日本経済にとってとても大切なことだ。 この経営者が成功したのは、分からないこと正直に聞いてくれて 必死に取り組んでくれた結果である。 そして、即行動に移してくれたからである。経営者の復活の思いが強かった。 やはり、会社は経営者次第である。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!