コラム

銀行融資を受けるためのポイント

 

5月20日の日経新聞に「中小融資の保証縮小」
と言う記事が掲載されていました。

保証協会貸付を100%保証から80%保証に下げると言うものです。
つまり、リーマン後の特例を見直すことです。

12年度で保証協会融資が32兆円あり、150万社が利用されています。
しかし、12年度で、3500億の赤字らしい。
つまり、3500億税金で補てんしている訳です。
金融機関は、全く損害受けずに、代位弁済して回収している。

一番得しているのは、金融機関です。
だからいつも私は、保証協会付け貸付は、
金融機関のための融資制度だと言っている。

恐らく、保証割合が少なくなる前に、
金融機関は滅茶苦茶しても、
保証協会付け融資を増やしてくるでしょう。
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◆ 銀行 融資を受けるために
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銀行融資を受けるために、
多くの経営者が苦労をされています。

銀行は、お金が余っている訳ですから、
融資をしたくてしょうがない。

しかし、融資する所が無くて困っている。

政府から中小企業融資を増やせと言われているから、
お金が欲しくない所に無理やり押し込んで、
融資実績を上げて、金融庁に報告している。

本当に必要な所に、融資をしようとしない。
特に、自分たちがリスクを背負うプロパー融資は、
絶対にしようとしない。
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様々な中小企業を見ていると、
最低限の事をしてない企業も多いのも事実です。

月内資金繰りをしてない。
1年先までの資金繰りを立ててない。
毎月、正確なPL/BSを翌月5日までに作ってない。

以上の基本的な3つの事をしてないと、
行き当たりばったりの経営になってしまう。

そして、決算処理も、
税理士と1年に1回しか会わずに、
言われるがままの会計処理をしてしまっている。
取り返しのつかない処理をしていることもあります。

本当にその会社の顧問税理士かと疑ってしまう事がある。
税理士先生もその企業の事を知り尽くしてないから、
数字を取り繕い、処理をしてしまっている。
それでは、銀行も融資をしないでしょう。

銀行は、債務超過になっていると、
まず、融資をしないのが原則です。

赤字にも説明がつく赤字なら、まだOKです。
永遠に赤字の垂れ流しの会社には、融資はしません。

つまり、一時的に赤字になってしまったのなら大丈夫です。
それには、一時的であるという事が証明できないといけない。
何故、赤字になり、いつ黒字回復するか?
その根拠を示さないとダメです。

よく口頭で、その理由を説明される社長がいます。
それでは、全く意味をなさない。

銀行員の担当者だけにわかってもらってもダメです。
支店長そして、本部決裁者に稟議を出し、説明し、
納得を得ないと融資はおりません。
つまり、誰が見ても納得できる計画書を作成しなければならない。

社長にいつも言うのですが、
社長が反対の立場で融資する側で、
その計画書で融資しますか?と。

融資してもらえる書面を作成することです。
別に綺麗にレイアウト出来てなくてもいい訳です。
説明が理路整然となっていることが大切です。

銀行員は、公務員と同じ、自分で責任を取りたくない。
だから、書面に問題なければ、
後々に不良債権になろうとも、
責任を問われることは無いからです。

せっかくの融資できるチャンスを
自分たちで潰していることも
多くあります。

140億を借りてきた人間が言うのですから、
間違いの無い事実です。
企業経営者は、

『考える力』 『決断する力』

この2つが大切です。

その力を養うために、経営コンサル塾を開催します。

そして、『己を知る・己を研く・己を守る』

の3つの柱を学んでほしい。

危機管理の力を高め、実践力を向上させるための
『絶対に潰れないNO1企業になるための実践経営コンサル塾』
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実践形式で、経営者として必要な

『考える力』と『決断できる力』を養う。

そのためには、3つの柱が必要です。

1、己を知るーー己を知る方法を学び、真の姿を知り強み弱みを明確化する。
2、己を研くーースキルアップし、競合他社や時代に押しつぶされないようにする。
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◆◆編集後記◆◆

チャゲ&飛鳥のASUKAが、薬物で逮捕されました。
ニュースを見ていると、曲を作れなくなり、苦しみ、
薬物に手を出したのでは?と温情的ないい方をしていた。
しかし、金銭的には、全く困っていなかった訳です。

中小企業経営者は、資金繰りに苦しみ、
自殺する人も多くいらっしゃいます。

事業経営をしていて、お金の苦しみが一番身体に堪えます。
そのストレスが、身体を蝕んでいきます。

私自身も、140億を乗り越えた後、
ダウンして、2年間リハビリ生活を送っていました。
気を張って、頑張っていた時は、身体も悲鳴を上げながらも、
耐えていたのでしょう。

アスカが苦しくて、、薬物依存になったと言うなら、
中小企業経営者の多くは、資金繰りで苦しくて、
みんな薬物依存者にならなければいけない。

何を芸能界は、甘いことを言っているのかと思ってしまう。
また、数年したら、復帰して活動開始する。

中小企業経営者は、倒産・破産したら、殆ど再起出来ない環境になっている。
早く、再チャレンジできる社会にしなくてはいけない!
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● 成功のポイント●
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◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、
という時期から準備しておくことが大切なのです。』

多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。
それが間違いだ!という事に早く気が付いてほしい。

◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ!』

成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。
目の前のチャンスをつかみ切れないで、逃げていてはダメだ!
やってみないとわからない。

◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』

決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。
決断できず問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。
◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆

*再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。
だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

 

三條慶八の本