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負債１４０億の会社を自力再生した経営者だから言える！

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モットー【何があっても大丈夫！】　　　　メルマガ8月24日号

株式会社Jライフサポート

”経営者を守る”ボディガード経営コンサルタント   三條　慶八

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Ｊライフサポートの三條です。
いつもメルマガを読んで頂き、
ありがとうございます。

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会社がしんどくなると
色々と情報を集めて
自分なりに解釈して
自らの判断で再生を進める。
取り返しのつかない結果になる。

一番やってはいけない事は、
金融機関を怒らす事である。
金融機関に『こいつ！』と思われると
損得関係なく、嫌がらせをされる。

心がこもっているかどうかは別にして
誠意を見せつつ、
進めていく必要がある。
すべての企業が、
1つのパターンで
解決するわけではない。

何人かの経営者が
同じ過ちをして、
どうしていいかわからず、
相談にお見えになった。

あるコンサルが机上の知識だけで
ワンパターンの手法で
上からものを言うやり方で
結局、上手くいかず、
頓挫状態に陥った事例である。

知識だけでは上手くいかない。
自らが体験して、
多くの事を失敗し、
経験を積まないと
微妙な所がわからない。

いつも言うように
事業再生とは
知恵の輪を外すような行為だから
焦らず、
正しい方法で、
正しい順番で行わないと
絶対に完全復活などあり得ない。

中途半端な再生、復活なら
いくらでもできる。
本人はスッキリさせて、
前を向いて歩みたいはずです。

私が完全復活出来たのは、
中途半端な再生を望まなかったからです。
そのお蔭で自分独自のスキルを
身に付けることが出来た。
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◆ 　金融機関の9月決算に向けて
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金融機関は、半期の9月決算を
株価にも影響するので重要視してます。
取引企業の格付けは
もう終わっている筈です。

突然、格付けが下がるような
申し出を銀行にすると
必ず9月を越えてからと
先延ばしされる。

借入を申し込む時も
予算の関係があるので、
早めに申し出ていた方がいい。
目標がクリアしてない支店なら
無理な融資も実行する可能性がある。
ダメ元でチャレンジする時期でもある。

銀行員と上手く付き合っておけば
そのような情報も事前に分かる。

是非、自分の会社の格付けを
担当者に聞いてください。
取引銀行が数行ある場合には、
全行が同じ格付けとは限りません。

正常債権でなければ、
是非、今の格付けから上のランクに
上げるためにはどうすればいいか？
を聞いてほしい。
また、どうしたら下のランクに
落ちるか聞いいてほしい。
知っておけば、今後の経営がやり易い。

銀行がどう見ているかを知る
いいチャンスです。
そのチャンスを活かして
今後の対応策も考えていけばいい

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◆ 　在庫と利益
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商売で在庫をどうとらえるかで
将来大きく変わる。
決算書を見る重要な
ポイントに在庫がある。

前日相談にお見えになった経営者は
１年に１回しか在庫のチェックしてない。
毎月のＰＬＢＳは、どうしていますか？と
聞くと概算で行っています。
全く意味のないＰＬＢＳになっている。

賞味期限の商品もあるし、
いちいちチェックしてるより、
売上を上げる方が先だと
ご最もらしい意見を言われる。

しかし、利益が出ない、
資金繰りが苦しいと嘆いている。
よくよく調べてみると
不良在庫が多い。
余分な発注をしている。

全てにアバウトで勘を頼りに
商売をしている所がある。

不良在庫分は、すべて損失になる。
その損失分を取り戻すのに
いくらの売上が必要ですか？と
問いただすと愕然としていた。

売るばかり追いかけて、
利益度外視の商売をしてきた結果、
売上が落ち込むとすぐに
資金が足りない、利益が出ないと
悪循環になってしまう。

飲食店を２０店舗ほど経営していたころ
毎日在庫のチェックをしていた。
いくら、そのために残業代金が発生しようとも
絶対に欠かさなかった。
在庫の出入りや在庫の量で
違った世界も見える。
その後の商売に非常に役立つ。

在庫管理をおろそかにすると
売上の機会損失が生じる。
売上を上げるより、
在庫管理を徹底させた方が、
利益が上がる。
売上を上げるより、
在庫管理を徹底した方が
楽ではないでしょうか？

売上至上主義より
利益至上主義の方が
中小企業には適している。

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◆ 　Ｍ＆Ａの実情
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後継者が居なくて
Ｍ＆Ａを進める会社が増えた。
私が会社をＭ＆Ａをした時と
様子が違ってきた。

それに伴って
Ｍ＆Ａの専門業者も増えてきた。
上場企業まで存在している。
不動産業や証券会社などから
独立して来た業者も多い。

会社を高く売るだけが目的なら
何か間違っている様に思う。
従業員が置き去りになっている。

私自身、会社をＭ＆Ａをしたが、
従業員を継続的に雇用する事を
条件に売却先を選定した。
たとえ、売却額が低くなっても
それだけは譲れなかった。

私は、業者を使わなかった。
今まで築いてきた会社の信用と
ブランド力を大切にしたかった。
ですから、業者の考え方と
私が思う考え方と違ったので断りした。

その時の色々な実体験が今に活きている。
Ｍ＆Ａを考えている経営者の相談を受ける。
そんなこと気づかなかったと感謝される。

経営者として気になるところは
情報漏えいです。
どこから嗅ぎつけるのか
いろんな人が現れる。

本決まりになるまで、
従業員には知られたくない。
その為に他から情報を流されない事です。
契約を結んでいても
勝手に流す人間がたくさんいる。
その防衛策を講じる必要がる。
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2015年9月13日（日）14:00～16:00（受付13:30～）東京飯田橋第２会場
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■■　編　集　後　記　━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

レンタルビデオなどを
経営する経営者が
行き詰って相談に来られた。

この業界が少し特殊で
在庫の会計処理方法で
利益調整が出来る。.
中古市場が確立され
直ぐに現金化できる。
金融機関から実態が見えにくい。

スマホのゲーム・音楽・ビデオが伸び、
売上が予想を超えて悪化している。
その地方ではかなりのシェアを持っていたが、
利幅の良い時代のままの
杜撰な経営をしてきた。

いつもの様に会社と個人の
資産と負債状況を聞いても
なかなか正確に回答が出来ない。
出てきた資料も昔のものであった。
とにかく頭の整理も書類の整理も出来てない。

各銀行とも上手く交渉も出来ておらず
敵対しているような状況である。
ですから、サービサーに債権を売却されたり
差し押さえをされ、競売されたり、
攻められてばかりである。
結局、店も徐々に閉鎖に追い込まれ、
今後どう対応したらいいのかと
困惑され、相談にお見えになった。

基本的に考え方が間違っている。
銀行と喧嘩するやり方は
一番やってはいけないと説明した。
銀行員に『こいつ～～』と
思われたら、おしまいです。
相手も人間なので、
誠意を尽くし、上手く交渉し、
こちらのペースに持っていく努力が必要です。

このままでは全てを失うだけです。
話し合える場を持ち、
銀行や債権者に理解を得る方法を取る事です。
債権者は、社長が勝手な事ばかりして
自分達の利益だけを考えていると
誤解され、倒産・破産に追い込まれる。

最終的にどうしたいのか、
その為にどういう順序で
物事を進めていけばいいのかが
全くわかってない。
行き当たりばったりで進めるのが
一番の愚策だと理解してもらいました。

多くのコンサルにも相談し、
『どうせ払わないのなら、
ほっておけばいいよ！』と
他人事の様なアドバイスをもらい、
最終的に痛い目にあっている。
輩の言う事を聞いて
上手くいった話を聞いたことが無い。

悔しい想いもたくさんあるでしょうが
払えない自分が経営者として悪いのです。
そこをはき違えたらいけない。
こじれまくった糸を
１つ１つほぐして
交通整理をしないとダメです。

■■　成功のポイント　━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、
という時期から準備しておくことが大切です。』

多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。
それが間違いだ！という事に早く気が付いてほしい。

◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ！』

成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。
目の前のチャンスをつかみ切れないで、逃げていてはダメだ！
やってみないとわからない。

◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』

決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。
決断できず、問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。
◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆

＊再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。
だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。

株式会社　Jライフサポート　三條慶八

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株式会社　Ｊライフサポート　　代表取締役　三條慶八
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