コラム

メルマガ8月31日号

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負債140億の会社を自力再生した経営者だから言える!

『知らないと損をするメルマガ情報』

モットー【何があっても大丈夫!】    メルマガ8月31日号

株式会社Jライフサポート

”経営者を守る”ボディガード経営コンサルタント   三條 慶八

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Jライフサポートの三條です。
いつもメルマガを読んで頂き、
ありがとうございます。

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ご主人が他界して
急きょ経営の素人の奥様が
事業を継いだケースも多い。

息子が会社を継ぐまでと
長年頑張ってきたが
赤字が続き、債務超過に陥った。
リスケをしている状態です。
銀行にせめられ、
どうしていいかわからないと
相談にお見えになった。

昨日もすぐにお聞きしたい事があると
遠方から何時間もかけて
相談にお見えになった。
その必死さには頭が下がります。
全くの経営のことがわからない所から
息子に会社を引き継ぐまではと
必死な思いで頑張って来られた。

事業運営だけに専念されて
財務管理や銀行交渉などが
全く抜け落ちていた。
ですから、銀行の良いように
されていたのが現状です。
お金の借り方や担保の設定の仕方など
銀行の思惑通り進められている。

銀行が本当に会社の事を思い
支援をしていこうと思っていたなら
もう少し指導の仕方があったのでは
と疑問にいつも思う。
金融機関は、将来を見据えて
経営のサポートをしていない。

バンカーとしての使命感や
心意気のある銀行員が殆ど居ない。
これでは中小企業は育たない。

息子の為に必死に頑張る社長の姿は、
自分の母親を思い出します。
上手く後継者にバトンタッチ出来る様に
何とかサポートしていきたい。
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◆  銀行の間違った中小企業再生
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業績が低迷すると
銀行は次の事を要望してくる。
経営改善計画に基づき
再生しましょう。
中小企業再生協議会で
再生を図りましょう。
リストラして、採算を合わせましょう。

取引先企業の事業内容を理解し
事業発展を図る戦略を考え、
業績改善することが出来る
金融機関は殆どない。
だから、外部に丸投げして
責任転嫁する。

再生と言うより、
どのように貸したお金を
回収するしか考えてない。

ですから、優良不動産から
売却して、資金回収を図る。
これは、大企業の再生パターンであって
中小企業で行うと逆にうまくい行かない。

中小企業で優良不動産を
売却すると命綱を無くすようなものです。
ここをわかってないと痛い目に合う。

先日相談に来られた経営者も
銀行にいいようにされて、
優良不動産(本社)を任売させられ、
借金の圧縮を図られた。
借金は減ったが、
優良資産(本社)を無くし
会社としての信用はガタ落ちです。

そのように中小企業と言うのは、
長年築いた信用がとても大切です。
その大切さは、銀行は全くわかってない。

銀行の再生とは、
管理強化する策しかできず、
営業拡大で事業を良くしようと
言う発想は全くない。
とにかく数字合わせだけである。

中小企業経営者と事業を
どのようにして再生するかを
考えるのが優先事項だ。
回収第一に考えた再生なんて
絶対に上手くいかない。
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◆  バンクミーティングのデメリット
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メイン銀行が取引銀行を集めて
バンクミーティングする事がある。
かえって仇になり、
痛い目に合う時もある。

弁護士が入り、
法的な事を行う以外
銀行主導のバンクミーティングを
開催することをお勧めしない。

相談にお見えになった社長も
メイン銀行に仕切られ、
バンクミーティングを開催した。
逆に、がんじがらめになり、
身動きが取れない様になった。

事業を改善する目途が立たない。
何故なら、余裕資金は
すべて返済に回される。
銀行の為に働いて
何も夢も希望もないと
涙ながらに話された。

銀行員は、保身と出世だけを考え、
経営者の人生など考えない。

バンクミーティングをすると
銀行同士が情報交換して協力関係を築く。
経営者対銀行多数の交渉になる。
経営者の意向は、抹殺される。

その相談にお見えになった経営者は
まだ完全包囲されてなかった。
勇気ある決断をして、
銀行を取り込む策に
売って出る事にした。
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◆  手貸と当座貸し越し
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一時影を潜めていた
手貸や当座貸し越しの
融資をする金融機関が
増えてきた。

アベノミクスによる
金融緩和と短期貸しの
メリットを利用して
融資拡大を図っている。

手貸でお金を借りると
機嫌を迎えると一括弁済になる。
その時に資金が無かったら
手形が不渡りになり
恐ろしくて手が出せないと
困惑された経営者もいた。

手貸は普通は金利だけ払い、
転がして借りていくのが普通です。
機嫌を迎えた時に資金が無いと
どうなるのかと心配になる。

大丈夫で、心配する必要はない。
金融機関が手貸の切り替えで
資金が無いからと言って、
絶対に手形を不渡りにしない。

銀行は、取引会社を
自ら手を汚して
倒産に追い込むことは
なかなか出来ない。
その時は長期弁済に
切り替えるだけです。

当座貸し越しを設定するのはいいが、
満額借りてしまうのは良くない。
戦略的に万が一の備えのための
当座貸し越しだと認識しておく。
資金繰りに入れてしまうと
金融機関に対して交渉が弱くなる。

当座貸し越しを上手く利用して
他行の借入の呼び水にする方策を考える。
つまり、当座貸し越しのお金を
他行に一時的に移して見せ金にする。

銀行は、お金を貸したくてしょうがない。
その銀行の思惑を上手く利用して、
優位に借入をする方法を考える。

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■■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【理不尽な経験が強くする】

世の中には、表と裏がある。
理不尽な事や説明できない事がある。
それを乗り越えてこそ
素晴らしい人生が手に入る。

よく大学の運動部出身が
就職の時に有利だと言われる。
何故、有利なのか?
大企業の人事部長に
聞いたことがあります。

大学の運動部の出身は、
先輩の理不尽な要求に耐え忍び、
乗り越えてきたから、
理屈を言う前に行動するから
重宝するんだと言ってました。

時代と共にそういう傾向も
薄れてきましたが、
乗り越えた財産は将来に
必ず活かされるものです。

私自身の経験からも
親父の理不尽な要求に対して、
忍びながら乗り越えた事で
打たれ強くなったのは事実です。
当時、父親は私を憎んでいると思っていた。

親父は、誰が見ても黒でも
自分が白だと思ったら、
最後まで白を主張するタイプでした。
口を挟んで、黒ですと
意見を言った時には
怒りの嵐がやってきた。

私が20代の頃、
一度口をはさんだことがあります。
親父は、俺に意見を言うのは
100年早いと怒り心頭でした。
それから、私は3年間窓際族で
口もきいてもらえませんでした。

いつか俺が必要な時が来ると信じて、
必死になり仕事しました。
腐らずにやり通したことが
最後には良い結果となり、
以前より信用を得ました。

そんな経験があったからこそ、
自力再生する時の多くの理不尽にも
耐え忍び乗り越える事が出来た。

■■ 成功のポイント ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、
という時期から準備しておくことが大切です。』

多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。
それが間違いだ!という事に早く気が付いてほしい。

◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ!』

成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。
目の前のチャンスをつかみ切れないで、逃げていてはダメだ!
やってみないとわからない。

◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』

決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。
決断できず、問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。
◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆

*再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。
だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

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