Column

経営コラム

経営のヒントや考え方、時事トピック等をお届けします
知らなかった共同担保
土地と建物を共同担保でお金を貸すのは普通の事で何ら問題ない。 2物件の不動産を共同担保でお金を借りると非常に不利な事が多い。 ある会社の経営者が悔しいと言って相談に来られました。 その経営者は、何があっても自宅だけは担保を設定して お金を借りる事をしなかった。 どうしても2千万必要になり、銀行に言って自宅を担保に 一時的にお金を貸してくれと融資を申し込んだ。 1年後にはすべて返済するからその時は担保を外してくれとお願いしていた。 1年後に借入金を返済した。ところが担保を解除してくれなかった。 会社の土地建物と自宅が共同担保の借入となっていた。 書面を確認しなかったのも悪いですが、信用して署名・捺印した。 なんとかしてくれと言っても契約をしてしまっている。 担保を外すと約束した証拠もない。 銀行の言い分は担保余力がないので、このままでお願いします。 金融機関は、経営者の自宅を担保に入れる事を好む。 何故かと言うと、自宅が無くなる事を経営者は非常に嫌がるのを 知っているからです。 出来れば自宅は、住宅ローンだけにすべきです。 他に担保設定させないのが一番です。 融資を受ける時に2物件以上の共同担保設定で借入をしない事が賢明です。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
迂回回収
迂回融資と言う言葉は、聞いたことがあると思います。 迂回回収されて会社の体力を削がれ、しんどくなってきている 中小企業経営者もいます。 迂回回収についてご説明します。 保証協会付けの緊急融資時に多くの中小企業が融資を受けました。 融資を受けやすい絶好のチャンスでした。 金融機関は、取引先に保証協会付けの融資を条件付きで受けさせます。 その融資を受けた資金を一旦、他の銀行口座に移します。 再度、その融資した資金を、元の銀行口座に戻します。 その会社に以前に融資していたプロパー融資(保証協会付けでない) の返済を画策します。 今回の保証協会付けの貸付資金を利用してプロパー融資を返済させます。 何故、そのような事をしたか?直接回収すると違反行為だからです。 すると金融機関は、プロパー融資が減りリスクがなくなるからです。 その真面目な中小企業経営者は、少し使える資金が増えたから 有難いと思っていたそうです。 これは立証は難しいが金融庁に発覚すると大問題でしょう。 今までのプロパー融資はそのままにしておく。 上乗せで緊急融資を受けれたわけです。 知っているともっと余裕資金を調達できた訳です。 何も知らない人に対して助けるようなふりをして陥れるやり方は許せない。 知っていると知らないとでは大きな差が将来生じます。 そして、どう金融機関と交渉すればいいかで大きく違ってきます。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
借入交渉
銀行にお金を借りる時に借入計画書を作成します。 税理士などに丸投げする経営者もいらっしゃいます。 絶対にすべきでないと自信を持って言えます。 140億借りた経験から中小企業経営者の見える世界が違ってくる。 中小企業経営者にとって資金調達は重要な事です。 人任せにするのは、眼鏡をかけないで車を運転しているようなもの。 つまり、肝心な部分が見えてない。 大学生の時から資金繰りも、銀行交渉もしていた。 億単位の借り入れで建築資金を用立てた。 当然、わからない事ばかりでしたが、成功し自信になっていった。 拙い資料でしたが、銀行が知りたいことはきちんと書いておけば何の問題もない。 それは、大きく分けて5つです。 ①借入する目的 ②借入する理由 ③借入金額の根拠 ④借入の返済期間 ⑤借入した後の売り上げと収益 以上を突っ込まれない様にすることが大切です。 自分が貸し手になった時に貴方の資料やプレゼンでOKか検証してください。 私のお客様には、銀行交渉に行く前に事前のプレゼンを私の前でしてもらいます。 140億も借りてきたので、銀行が質問してくる事などわかる。 私が納得できるまでしてもらいます。すると、大体言われた事を 銀行に聞かれたので、落ち着いて説明できましたと言われる。 銀行員の立場と経営者の立場と両方がわかるので、言い方・言い回しまで要求します。 これもリスクヘッジで知っているか、知らないかで大きく違ってくる。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
成功する現場主義の経営者
商売は現場が基本だ。現場がわからないと間違った判断をする。 現場の意見を吸い上げる工夫をしない経営者は盲目になる。 私の親父は超厳しかった。口癖の様に言っていたことがある。 「お前の意見は聞きたくない。現場の意見を聞いて来い」と。 その時はその重要性を理解してなかった。 相談者に来られる経営者の中には、経営者の個人的見解がすべての人がいる。 自分の意見は正しいのだと思っている。他の意見を受け入れないし、 耳を傾けようとしない。 難しい数字の分析をして従業員に講釈を述べている方もいる。 数字も大切だが、お客様がどう思っているのかを感じ取る事、 それが何よりも大切だ。 会議ばかりしている会社があった。 会議して売上が上がるのなら会議だけしておけばいい。 会議を一切やめてその時間をお客様の所に行き、 お客様が何を欲しているかを報告する事にした。 その吸い上げた意見を元に会社としてどうするかを議論する方法に変えた。 社員の頭の中は、お客様が何を欲しているかそのことで一杯になった。 売上も利益も向上していった。やはり現場を知らない経営者は間違った判断を招く。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
後継者を苦しめる事業継承
会社を潰したくないという思いが強く、後継者の将来へのリスクを あまり考えず事業継承をしてしまった経営者の相談は絶えない。 関連会社に息子(後継者)を代表にして2社体制で事業を行っている。 関連会社の役員は親父が入っており、親父が株を持っている。 借入があるから息子は保証人にさせられている。 小さい子供が3人もいるのに親の事業のために保証人になってしまった。 親父にしたら何としても会社を守り息子に事業継承をしたいと考え、 良かれと思ったのでしょう。 この体制によって2社で保証枠が決められ、融資枠が狭まっている。 親会社が赤字で債務超過だからどうにもならない。 親父にしたら息子の会社だけは救われるだろうと甘い考えでいた。 金融の知識も疎いのに勝手に大丈夫だと判断したことで 息子の将来が危うい状態になっている。 息子の事を本当に思うなら完全別会社を息子に作らせて 親父のやっている事業を少しづつ譲るようなやり方をしていけばよかった。 やってしまったことはしょうがないので、次の一手を考え、 スキームを作って守るしかない。 正しい順番で正しい方法でじわじわと変貌を遂げる。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
借入を一括返済するリスク
経営者が間違った選択をして、 現在の危機を招いている場合もあります。 商売をしていると必ず良い時もあれば悪い時もあります。 ずっと絶好調な会社はまずないと思います。 良い時に勘違いをして間違った選択をしている経営者もいる。 昔は数行の銀行と取引をし、借入もしていた。 儲かっていたので、定期もあり、メイン銀行以外は、その資金で一括返済し、 借入をゼロにし、銀行取引を停止した。 借入行が一行になってしまい、借り入れ出来る銀行の幅が無くなる。 そのお蔭で、借入が出来ず、加速的に資金が枯渇し、赤字経営に突入し、 将来への不安を抱えている経営者もいらっしゃいます。 資金が余っているからと借入を一括返済するような愚策をしない事です。 取引銀行を減らず事はリスクヘッジに逆行している。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!