Column

経営コラム

経営のヒントや考え方、時事トピック等をお届けします
株の保有率は大切
株の保有率が将来的に影響する。 実質的な経営者でないと自由な経営を行えない。 大企業に勤めてからスカウトされて社長に就任した 経営者が相談に来た。 投資家が100%の株を保有している。 投資家は収益の一部を持っていく。社長には経営の自由度はない。 成功して当たり前で失敗したら即刻クビになる。 売上を20倍近くにしたが、借入出来ないので、資金繰りも気になる。 借入するにもいちいち決済がいる。 将来のための種を蒔きたいと考えているが上手くいかない。 実質的な経営者でないので、やり甲斐がなく迷いが出る。 その投資家は儲かればいいのだから、株を売る秘策を伝授した。 そのような考えは全く浮かばなったと喜んで帰られた。 才覚ある方なので、是非オーナーになり羽ばたいてほしいと願う。 歴史の長い会社ほど、株主が多岐にわたっていることがある。 元々は取引先で株を持たせ経営をしてきた会社も多い。 相続で全く関係のない人が株を持つようになる。 良好な関係ではないので、会社に株主としての主張をしてくる。 株を買い戻す時にも金額でもめる。 そのようなトラブルで危機を迎えている会社も見てきた。 株は絶対に経営者1人だけで持つのが中小企業の基本である。 株主に関して重要視していない経営者も多いがそれは間違っている。   無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
下請けのもがき苦しみ
大手上場会社の梱包パッケージの仕事をしている経営者が 相談にお見えになった。 取引会社との関係で二代目として社長交代した。 まだ、社長になる心の準備も出来てない。 非常に真面目で育ちがいいのが、一目見ただけでわかる。 一見困ったように見えないので、交渉する時に仇になっている。 主力の取引先の上場会社が商品の内製化を図り、仕事が急に無くなった。 つまり、売上が急減した。 取引会社や銀行に交渉に行ってもなかなか思う様に行かず、 これからどうしていけばいいかと相談に来られた。 自分の意思に反して二代目の代表取締役となった。 それも、最悪の時に危機迫る時に交代をさせられた。 私自身もそうでしたから、何とかサポートしたい。 全くの自社製品はなく、大手の下請けばかり。 手間賃をもらうビジネスモデルである。 なんとか自立できる企業へと変貌しないといつまでも不安を抱えて、 安定の無い経営になる。 多くの相談を受けた中でも大手企業と取引をして 急に取引中断で痛い目にあった企業を見てきた。 上手くいき出すと、大企業は資金があるので、自社でしようとする。 余りにも人として、企業人としてそれはないだろうと思う。 取引企業と言うのはお互いに良くなる様にするのが基本だ。 しかし、虫けらの様に扱う企業や担当者が存在する。 私の地元は神戸で、三菱系は面倒見がいいと昔に聞いたことがある。 三菱系の下請けは、金融機関も含めて面倒見がいいから安心して 取引できると先輩経営者に教わった。 若き経営者が必死にもがいているだけに全力で立ち向って 素晴らしい会社に蘇らせたい。 素直で必死なので、必ず出来ると信じている。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
銀行は、どこを見て仕事?
金融機関というのは、公的なサービス機関でもあります。 本来はお客様に向かって、商売をしていくべきものです。 本当にお客様を見て、サービスをしているのでしょうか? どこを向いて商売をしているのでしょうか? 金融庁を向いて商売をしています。何故なら、金融庁が怖いからです。 金融機関は、必ず金融庁検査が入ります。 東大出の30代の課長クラス官僚達が、事前告知なく、金融機関への調査に入ります。 あそこの銀行に入ったから、今度は当行に来るのでは? と慌てて、支店などに大号令をかけて、資料などのチェックをさせる。 支店長などは、金融庁との支店長面談もある場合も想定し、生きた心地がしないそうです。 金融庁の人間の方が格段上なので、いくら東大出の先輩銀行役員でも、 コテンパンにやられてしまう。まあ、恐ろしい世界です。 何かミスをして、行政指導などされたら、頭取などの首が飛びます。 必死の対応をして、その間は全く取引先の事など考えている暇もありません。 そのような事情で、金融機関は、日ごろから金融庁ばかり見ているのです。   無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
世の中の裏側を知った管理人生活
私が初めて手掛けたビルがワンルームマンションでした。 まだ大学生でしたが、東京のワンルームマンションを研究し、 神戸で建設しました。 40年以上前で、ワンルームがまだ普及してない頃です。 大学生の分際で銀行と交渉し、建築資金を調達した。 設計士と打合せし、建築会社とも折衝した。 将来の不動産賃貸業へのステップになり、大きな自信となった。 成功させるために管理人室生活を送ることにした。 繁華街のワンルームだから夜中であろうと故障・苦情・家賃支払いに来ます。 事件もありました。 殺人未遂、自殺、夜逃げ、犯罪などテレビで24時間警察を見ている様な 感じでした。 事件・事故の時には、何時であろうと立会う。 夜明け頃、大声がして飛んでいくと女性が腹にナイフを刺していた。 男女のもつれで?参った!本当に色々あった。 ここでの経験が人生勉強になり、ややこしい人の対処法も学ぶ機会にもなった。 ゆっくり休める日が無かった。 今思えば、すごく良い経験をさせてもらった。   無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!
リスクヘッジ経営に必要なことは?
『イラチ』と言う言葉を知っていますか? 私は神戸出身ですが、関西人しか通用しないかもしれない言葉です。 『せっかちな人』のもう一段上の性格の事を言います。 私が神戸青年会議所の理事長をして居る時に後輩から言われた事があります。 「理事長は、めちゃくちゃイラチな性格なのに、よく堪えてますね!」と。 性格を見破られたか?とドキッとしたことがあります。 会議中、私を見ていて、わかった様です。 イライラが頂点に達すると、目を閉じてじっと腕を組んでいたそうです。 私はあまり感情を外には出さないようにしていますが、本当はかなりイラチで 心配性です。 今日の仕事は、絶対に明日に持ち越せない。 いやいや本当は、明日の仕事も今日中にしておきたい性格です。 阪神淡路大震災で40億以上の損害を被りました。 その後の金融危機によるメイン行の破たんもあり、 5年後には会社が倒産するかもしれないと心配になりました。 まだ会社として体力もあったのですが、イラチと心配性の性格で 再生に踏み出しました。 結局、その早い対応で最終的に命拾いしました。 140億の負債を処理して行く訳ですから、 ちょっとしたミスが命取りになります。 先から先へと安全策を講じていった事が良かった。 そういう環境が、更にイラチに拍車がかかったのかもしれません。 今でもその余りにも強烈な臨戦態勢が抜けきれず、 自分を追い込みすぎて精神的に辛くなります。 140億から自力再生し、生還する事が余りにも壮絶だったので、 今ではその後遺症をスローダウン出来るように、リハビリ中です。 社長は、自分の会社の異変に気づいているはずです。 しかし、真剣に対処しなくてもまだ大丈夫だろうと先送りにしてしまう 事が多く見られます。 『そこが大きな間違いなのです』 崖っぷちで動き出しても、打つ手は限られます。 『イラチと心配性』も有効な要素かもしれません。 『最悪を想定し、最大の準備をすること』 これが、リスクヘッジ経営の基本的考え方です。   ●無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg
支払わない人の傾向と対策
貸したお金を支払わないので、どうしたらいいですかと 相談される時がある。 払わない人には、ある傾向がある。 もっともらしい嘘を平気で言う。 相手が信じているなと思うといくらでも嘘を並べる。 エビデンスを求められると嘘だからなかなか出さない。 借りる時は必死に連絡してくるが、借りた後は連絡がない。 つまり、誠実さが無い。忙しいとか言って自分を正当化する。 出来もしない約束をする。 払う気が無いから、どんな約束も受け入れる。 必ず逃げ道を知って譲るところがわかっている。 そうされないためにどうすればいいかは、 公正証書を巻いたり、預金口座を調べたり、色々な事があります。 お金を貸す時の基本的な考えは、下記の2つに集約される。 1つ目は、お金を貸す時にはあげたと思って貸す姿勢が必要です。 あげても良い金額なら返却されなくても別に気にならない。 2つ目は、会社がしんどくて資金が苦しい人には、会社が潰れてから貸す。 尊敬する先輩から教えて頂いた。 家が焼けている時にバケツ一杯の水をあげても最終的には結果は同じ。 そのお金は溶けてなくなる。 焼け野原になってからバケツの水をあげた方が有効に使われる。 前向きな資金として使われる。 簡単にお金を貸したり、保証人になることをしない事がとても大切である。   無料個別相談のお申込みは↓↓ 【個別相談 | 経営コンサルタント三條慶八】   株式会社 Jライフサポート 三條慶八 ======================= ◆中小企業経営者のためのYouTubeチャンネル開設◆ https://www.youtube.com/channel/UCfTHfz-y4hLXpOlXYux98fg ▲【徹底解説】借金を処理して会社を再生させる方法 大公開!