【新刊:経営の極意 発売!】
8冊目となる拙著1500社の社長を救った
『経営の極意』を(フォレスト出版)より
5月11日に上梓します。
新型コロナの影響により、
中小企業は多大な損害を受けました。
いまだにコロナ前の売上・利益が
戻っていない企業もたくさん存在します。
コロナ融資を受け、
借入だけは増えて、
返済が始まり、
資金繰りも段々と
苦しくなってきている企業も多いでしょう。
その増大した借入を
今後返済していける自信はありますか?
と経営者に問いたい。
厳しいというならば、
どうしていけばいいのかはこの本を読めばわかると思います。
貴社が抱えている課題の解決策を聞いてみたい方は、
この本の読者には1回の面談は無料ですから、
是非気楽に申し込んでください。(詳しくは書籍巻末参照)
私自身阪神淡路大震災で40億円以上の損害を被り、
負債も140億円も抱えることになりました。
そこから命を削る思いをしながら、
約8年かけて自力再生をしました。
その時に中小企業の制度は債権者側と債務者側が
同等ではないと痛感しました。
その経験を生かしてその後、
中小企業の真のアドバイザーとして
1500社以上の企業の復活の支援をしてきました。
私の使命は、
『中小企業経営者の再チャレンジ社会の構築』です。
そのために闘っていきたい。
中小企業経営者に是非とも知ってほしい基本的なことを
今回フォレスト出版の協力を得て
まとめ上げることが出来ました。
誰も教えてくれない、
しかし重要だと思うことを中心にまとめました。
難しいことではないが、
知らないと損するし、
経営のスキルです。
是非、参考に活用していただきたい。
そして、何故中小企業経営者は、
一度失敗すると
復活できなくなるかを知っておいてほしい。
そのためのリスクヘッジが
何故必要かわかっていただきたい。
中小企業経営者の復活を阻害している5項目
①信用保証協会が債権を一生持ち続けて、
サービサー処理をしない。
破産など法的処理しないといつまでも債権を
持ち続けているから復活できない。
これは中小企業のための保証協会ではなく、
銀行保護策でしかない。
②個人保証制度を無くす傾向になっているが、
曖昧で外せない経営者が殆どである。
法律で個人保証を無くすことで、
中小企業経営者の再チャレンジがし易くなる。
③日本政策金融公庫も保証協会と同様で、
サービサー処理しないから、
自己破産しないと借入が消えない。
中小企業が活性しない。
④サービサー制度が存在する。
何故、サービサーが必要なのか?
本来なら金融機関が
サービサーに売却した金額で、
債務者側が処理できれば、
コストも安くなります。
それがサービサーを通すことで
過大な負担を債務者側に与えて、
再生を阻んでいる。
金融機関の損金処理のために
サービサー処理をするというが、
日本の中小企業の再生を考えると
コスト増になっている。
⑤自己破産制度が非常に問題です。
銀行や弁護士も自己破産を進めるが、
自己破産後にはカードも使えない、
住宅ローンも組めない、
借金もできない状態が10年ほど続きます。
つまり、島送り状態になってしまう。
このような地獄の自己破産制度は、
先進国で日本だけではないでしょうか?
絶対に諦めない強い意志を持ち続けることが、
成功する経営者の必須条件です。
どんな苦難が訪れようと、
必ず、突破口はあるはずです。
少しでも将来に不安がある方は、
是非気軽に面談申し込みをしてください。
お待ちしております。
インバウンドの購買力のお陰で日本は消費が大きく改善しているところがある。
海外から来る人にとって円安効果もあり、激安日本という印象を与えている。
特に食べるものの安さは異常のようです。
先日ニューヨークに行った4人家族がラーメン屋に入り昼ご飯を食べたら4人で2万円したとぼやいていた。
高級ブランドの生地ゼニアでは、近代的な設備で生産していない。
伝統的な生産方式でじっくり時間をかけて良いものを作りこんでいる。
日本の毛織物工場は近代的な設備で効率化を図りメーカの多様性と変化に対応した製品を生産性を上げて作っている。
しかし、ブランド化をきちんと進めているゼニアは値段は高く利益率は大きい。
高くても売れる商品を作っている。
日本は価格的に良心的だと言えばそうですが、ブランディング戦略がマズイ。
最近は海外に売るために変わりつつありますが、
まだまだ日本は、デフレ後遺症が残っている。
価値を生む物語スト-リー性があってブランディング化を進め価値を高めることをしないといつまでも利益を生まない。
いつも顧問先にお話をしますが、日本でうまくブランド力を活かしているのは京都である。
中小企業経営者は見習うべきである。
もう薄利多売の商売から脱しないと
会社の将来はない。
デフレ後遺症から脱しないといけない。
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◆ 時代と色の変化
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コロナ禍には旅行なんて
誰も考えられなかった。
今では東京駅には
旅行者でいっぱいです。
土日などは満員電車並みの
混雑でゆっくりしてられない。
外国人もすごい人で
インバウンド効果は
すごいと実感できます。
これだけ円安になると
日本はモノが安いし、
治安もいいので、
天国気分だと思います。
ブランド品も含めて
爆買いするのは理解できます。
ロレックスではオープン前に
人が並んでいる。
旅行をすることになり
スーツケースを
新調する人も多い。
スーツケースと言えば
黒や紺などどちらかというと
汚れが目立たないものを
選んでいた人が多い。
今は服と合わせやすい
ファッション性があるとかで
白色を選ぶ人が多い。
汚れも気になるが
旅の思い出や勲章として
刻まれいていくのが
何とも言えないらしい。
色の流行は
時代背景に影響されるという。
消費動向を見ていると
時代の移り変わりが激しく
非常に面白い。
これが当たり前というのが
誤った考え方だと
知っておかないといけない。
今の時代固定概念や
過去の成功体験による
『決めつけ』は排除すべきだ。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
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◆ 他社が出来ないことをする
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リユース市場は
年々拡大していっている。
デフレが長く続いたお陰で
リユース市場は
世の中に浸透していった。
当初はお金がないから
リユースを買っていたが、
今はお金の使い方を変えて
賢く生活するスタイルになっている。
トレジャーファクトリーという
リユース会社(野坂社長)がある。
学生時代に起業したくて
50の案を出して
その中からリユースを選んだ。
50店舗ほどの視察を行い
当たり前のことが出来ていない店が多い
当たり前のことをすれば
競合他社に勝てると思った。
商売は当たり前のことを
当たり前にすることが
とても難しい。
当たり前のことが出来れば
商売は必ず成功する。
他のリユース会社と違うのは
すべての商品を買い取り
売り切る術を持っている。
それは驚異的なことである。
それが出来るから強みになっている。
エアコンは他社がやりたがらない。
他社がやりたがらないことを
成し遂げて年間2000台売っている。
これも強みの一つである。
この10年で年商は3倍となり
300億に達する。
今まで障害とされていたものを
取り除いて工夫して
事業化することで
強みにしていっている。
他社では引き取らないものを
激安ショップのユーズレットで売り
高級ブランドはブランドコレクトで売っている。
楽器やスニーカーやアイドルグッズなど
各店長に任せている。
一部店舗内で専門店舗を作り
全国からお客さまを呼んでいる。
情熱ある売り場だから
お客様が更に集まる仕組みになっている。
引っ越し業も始めて
買取とセットにすることで
値段を下げている。
確かに引っ越しの時に
一部買い取ってくれるが、
買い取ってくれないものを
処分するのに困ることがある。
不動産業も同じで家を売るときに
不用品処分も同時にしてくれる。
お客さまの困った事情を吸い上げて
自社の得意技に変えていっている。
だからこそこの会社は伸びるのだろう。
お客様の困りごとを
解決するのが商売の基本である。
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◆ オーダースーツの市場拡大
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既製服からオーダーへと
市場に変化が起こっている。
昔はオーダースーツは、
医師・弁護士や経営幹部など
一部の人のものだと思っていた。
青山商事などが低価格のスーツを
世の中に広げていった。
北朝鮮でスーツを作っていたから
激安で販売されていると
昔聞いたことがある。
青山では全店でオーダースーツを
取り扱うようになった。
一世を風靡した青山や
アオキ・はるやまなどは、
世の中がカジュアル化した煽りを受け
業績が低迷して
店舗の撤退もしていった。
デパートに行っても
昔みたいに紳士もの売り場で
既製品のスーツが大量に
並んでいる光景はなくなった。
ブランドショップでも
オーダーの割合が増えている。
大量の衣料の売れ残りの
廃棄処分が問題化されて
オーダー化が益々進んでいく。
世の中から『無駄』というのが
かなりの罪悪感があるようになった。
青山ではお客様の単価も1,8倍になり、
業績も上向いていった。
オーダースーツの着数が5割になれば
既製服の販売が半分になっても
十分利益も売上も確保できると
青山社長は言っている。
つまり今までの日本はデフレによって
安く売ることばかり執着していた。
インフレ圧力と人件費高騰を考えると
無駄を排除して粗利を確保するのが
商売として成功する
唯一の策だと理解されてきた。
特に中小企業は早く方向転換して
安さで売る商売からの脱却をしないと
企業としての存在できなくなる。
デフレ経済からインフレ経済への
商売の転換が必要になってきた。
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◆ 食品提供の変化
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世界で一番冷凍技術が
進んでいるのが日本である。
コロナ禍でよく見かけた
消毒液や洗剤・石鹸などを
製造販売しているサラヤ(大阪)が
食品交流拠点への
食品供給を始めた。
鮮度や味わいを保つ技術を駆使して
地元野菜の販売強化を
目指す農家などに
冷凍機の導入を進めている。
サラヤの完全子会社コフトが
急速液体凍結機『ラピットフリーザー』
を使って食材・惣菜を
凍らせて運搬している。
サラヤは除菌などの消毒技術を
持っているので優位性がある。
鮮度と味わいを保つことができて
賞味消費期限が延び
調理の省人化につなげている。
顧問先でも冷凍の最先端技術を使って
生シラスの販売をしている。
3年前のフルーツでも
新鮮さを失わないで食べれる
画期的な世界が注目する技術である。
弁当などは今では冷凍弁当を
販売しているところもある。
飲食店でも人手不足で
効率性を上げるために
必要になってくる冷凍技術である。
今までなら作り置きしていると
鮮度や味が劣化していたが
それが克服できるなら
生産性が上がる技術である。
昔の冷凍と違って
鮮度が落ちない技術は
世界的に最先端を走っている。
コロナ後多くの飲食業でも
人手不足が生じている。
この技術を使って
効率化と生産性アップを
図れる可能性大である。
どの業界でも人手不足で
本当に困っている。
技術革新によって
それを補える時代が
到来する過渡期である。
経営者自身も昔ながらの
商売をしていては
取り残されていく。
情報をキャッチして
知恵を絞り捲くらないと
やっていけなくなるほど
世の中のスピードが
加速的になっている。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 若者からお酒離れ
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お酒を飲まない若者が
増えてきた。
食事に行っても
2次会や3次会に行って
グダグダになるまで
飲んでいる姿は
ほとんど見なくなった。
私の大学時代には、
お酒の飲み放題の店に
よく行っていた。
これでもかというぐらい
飲んで倒れている姿を
街中でよく見かけた。
そのころはサントリーレッドやホワイトを
周りではよく飲んでいた。
今みたいに高級なお酒や
いろんな種類のお酒を
飲んでいなかった。
若者のお酒の飲み方が
全く変わったように思える。
身体を鍛えている若者も多く
ランニングやスポーツクラブで汗を流して
健康的な暮らしをしている。
2次会と言えば
居酒屋やバーに行っていた時代は
終わろうとしている。
タクシーの運転手に聞いても
本当に夜は早いらしい。
居酒屋もコロナ明けは
遅くまで人が居てよかったが、
今は人が居なくなったと
嘆いている。
2次会にサウナに行く若者もいる。
〆には昔なら
ラーメンと言っていたが
甘いものを食べて
〆にしている傾向が強くなってきた。
東京や大阪や福岡・名古屋など
大都市の飲み屋街では
パフェ専門店やジェラート、そして
クレープ専門店などが増えている。
時代とともにし好が変わっていく。
商売も時代とともに変化しないと
生きていけなくなる。
経営者が時代を読む力
観察力と洞察力が大切になる。
経営者はゆっくりとしている暇はない。
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◆ 下請けいじめ問題
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日産が下請けに対して
かなりの値引き要求をして
下請けをいじめてきたことが
大きく報道されました。
下請けいじめのような
何か不当な要求があれば
政府に訴えてくださいという
救済窓口を設けています。
訴えはなかなか出てこない。
なかなか中小企業の下請けが
訴えていけるはずがないのを
霞が関の役人や政治家は
全く理解していない。
もし仕事を止められたら
倒産してしまうと思えば、
黙って我慢して仕事をするでしょう。
そんな簡単な問題ではないのを
全く理解していない。
大手は消費者に値上げをして
利益の拡大を達成して
給与水準も上げることを
結構しています。
大企業の新卒の社員が
初任給が30万近くになっている。
考えられないことですが、
日本が長年デフレだったので、
先進国とのバランスが崩れ
取り残されてしまったからです。
大手は消費者に値上げをして
利益拡大をして最高益の会社も多い。
しかし、下請けの中小企業が
納入価格の値上げが少ししか
認られずに粗利改善されずに
給与の値上げも難しい状況ですが、
人が居なくなるのが怖く、
赤字覚悟で値上げをしていることが多い。
大企業は良いが、
中小企業は不景気感が強く
足腰が弱いから
なかなかうまくいかない。
顧問先の社長からも良く聞きますが、
大企業の担当者は横暴で
論理が滅茶苦茶で困ってしまう。
自分の保身第一で、
取引先のことなど全く考えていない。
命令形で決め込んで
言ってくるから話にならない。
日本のこの体質では
真のデフレ脱却が出来ないと
嘆いている経営者も多い。
政府や役人は下請けの苦労を
本当にわかっているのでしょうか。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 中国の不動産売却の影響
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中国の不動産デベロッパーは、
アメリカ・カナダ・英国・オーストラリアなど
海外不動産の売却を積極的に
行っています。
結構安売りで
投げ売り状態のところもあります。
その背景には
中国の投資家の資金繰りの悪化が
最大の要因のようです。
その影響で世界的な
不動産市況の悪化を通じて
経済の下押し要因になることを
懸念されている。
日本では不動産業において
物件のだぶつきが心配されている。
不動産仲介業では
飯が食えないのが一般的になってきた。
昨年夏ぐらいまでは
高値で売れていた一戸建ても
上がり過ぎたのもあり、
売れなくなってきた。
住宅販売会社では在庫がだぶついて
困っているところもある。
上がり過ぎた不動産も
値下がり傾向のところも出てきて
予断を許さない状況になってきた。
物の値上がりによって
建築コストもかなり上がり
新築が高くなりすぎて
ローンが通らないとか出てきている。
世の中のインフレにより
給与がそれほど上がっておらず
付いていけてない感がある。
不況感が漂っている中
不動産が急激な下落になると
金融業界も危うくなり
リーマンショックみたいな
激震が走る可能性もある。
不透明感が漂う世の中で
どう中小企業が生き抜いていくかを
考えておかないといけない。
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◆ 銀行にはめられた経営者
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コロナでダメージを受けた
経営者がたくさんお越しになるが
ひどい話を聞きました。
リスケもしていたが
少しでも元金返済を
増やして欲しいと
銀行から言われて
困っているという話でした。
それなら交渉すれば
減額してもらえばいいと
単純に考えていました。
銀行からとんでもない条件を
突きつけられて
抵抗できずに
署名捺印をしてしまったという話でした。
創業者のご主人は亡くなり、
その保険金や残った財産を
銀行の返済に回してきた。
それでもコロナで苦しいから
リスケをしていた。
奥様が社長で
息子さんと事業を引き継いできた。
コロナで大打撃を受けていた。
借入金ばかり増えて
このままの状態なら
返済に50年以上かかると
銀行から言われていた。
リスケの継続をするときに
銀行から息子に
保証人になるよう求められた。
お母さんとしては
息子に借金を背負わすことは
出来ないと断っていた。
保証人になれないならリスケできない。
通常返済になりますと脅されて
無理矢理署名捺印させられていた。
私が阪神淡路大震災の後に
リスケ依頼したら、
私が個人保証するのが
引き換えとなりました。
これと一緒の話です。
それから私は地獄を味わった。
普母親の会社を引き継いでも
借金が多くやっていけないから
息子さんは別会社作って独立して
頑張った方がいいよというのが
地域経済と後継者問題を
解決するための金融機関の役割です。
それなのに息子を地獄に落とす
やり方を平気でしてしまっている。
もし自分がその立場なら
どう思うか考えてほしいものです。
銀行員も上からの命令で
しょうがなしに
言っていたのかもしれませんが、
むごい話です。
こんなことをしているから
後継者が育たないのです。
銀行は親の借金は
子供が払えという論理です。
やくざと変わらない。
ひどいと思います。
だから、保証人制度を全廃して
法的に保証人を取れない日本にしてほしい。
政治家は自分の利益ばかり考えていますが、
本当に中小企業の将来を考えているのか
疑問しかないです。
署名捺印する前に相談してくれたら
いくらでも再生プランが立てられた。
もしこのような境遇の方いらっしゃったら、
早めに相談ください。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 見直しの時代
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コロナによって
世の中の生活スタイルも
考え方も変わってきた。
その中で企業だけが
今までと同じやり方を
踏襲していては
通用しなくなる時代が来た。
Panasonicは、
中国で美大生とコラボして
製品開発をしたり
その国にあったものを
販売し成功している。
中国などでは
日本のように開発に時間をかけ
じっくり100%納得できるものを
世に送り出すことをしていたが、
開発期間を短縮して
過剰な検査をやめて
過剰な在庫もやめた。
日本の開発も全面的に見直し
開発・製造・販売部門が分離して
バケツ型の体制を見直した。
1つのチームにして
消費者に向き合い、
チームで製品のゴールを
見据えて動き出す
体制に変えていった。
第一弾として
7月に自動計算IT炊飯器を
スマートアプリを操作して
炊飯量を指定して
自動で米と水の量を
計算して投入できるようにした。
初めて家庭向けのロボット
「ニコボ」はクラウドファンディングを活用して
正式な発売前に
消費者の反応を集め
開発している。
大企業でさえ
このような取り組みをしているのだから
中小企業こそもっと踏み込んで
取り組みをしないと
生き残れなくなる。
ゼロからの見直しの
時代ではないかと感じる。
成功体験を踏襲して
生きていける時代ではない。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
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