価値を生むブランド化

インバウンドの購買力のお陰で日本は消費が大きく改善しているところがある。

海外から来る人にとって円安効果もあり、激安日本という印象を与えている。

特に食べるものの安さは異常のようです。

先日ニューヨークに行った4人家族がラーメン屋に入り昼ご飯を食べたら4人で2万円したとぼやいていた。

高級ブランドの生地ゼニアでは、近代的な設備で生産していない。

伝統的な生産方式でじっくり時間をかけて良いものを作りこんでいる。

日本の毛織物工場は近代的な設備で効率化を図りメーカの多様性と変化に対応した製品を生産性を上げて作っている。

しかし、ブランド化をきちんと進めているゼニアは値段は高く利益率は大きい。
高くても売れる商品を作っている。

日本は価格的に良心的だと言えばそうですが、ブランディング戦略がマズイ。

最近は海外に売るために変わりつつありますが、
まだまだ日本は、デフレ後遺症が残っている。

価値を生む物語スト-リー性があってブランディング化を進め価値を高めることをしないといつまでも利益を生まない。

いつも顧問先にお話をしますが、日本でうまくブランド力を活かしているのは京都である。

中小企業経営者は見習うべきである。
もう薄利多売の商売から脱しないと
会社の将来はない。
デフレ後遺症から脱しないといけない。

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◆  時代と色の変化
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コロナ禍には旅行なんて
誰も考えられなかった。

今では東京駅には
旅行者でいっぱいです。
土日などは満員電車並みの
混雑でゆっくりしてられない。

外国人もすごい人で
インバウンド効果は
すごいと実感できます。

これだけ円安になると
日本はモノが安いし、
治安もいいので、
天国気分だと思います。

ブランド品も含めて
爆買いするのは理解できます。
ロレックスではオープン前に
人が並んでいる。

旅行をすることになり
スーツケースを
新調する人も多い。

スーツケースと言えば
黒や紺などどちらかというと
汚れが目立たないものを
選んでいた人が多い。

今は服と合わせやすい
ファッション性があるとかで
白色を選ぶ人が多い。

汚れも気になるが
旅の思い出や勲章として
刻まれいていくのが
何とも言えないらしい。

色の流行は
時代背景に影響されるという。
消費動向を見ていると
時代の移り変わりが激しく
非常に面白い。

これが当たり前というのが
誤った考え方だと
知っておかないといけない。

今の時代固定概念や
過去の成功体験による
『決めつけ』は排除すべきだ。

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

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