先代から受け継いだ事業を守りたいと言う気持ちが強く
事業革新を遅らせている場合がある。
今は時代の流れが早いので、築き上げた事業を守り抜く難しさがある。
事業を縮小したりすることも非常に勇気がいる。
時代の変化と共に商売のやり方も変わってきた。
それについていけなくなると急激に売り上げが落ちたり収益が悪化する。
豆腐業界は非常に厳しい。豆腐というのは、殆どが水で日持ちしない。
ですから昔は、全国展開のスーパーでも地元の豆腐屋でしか納入できなかった。
ところが技術の革新で可能になった。
すると大資本の豆腐会社が全国展開し、地方の豆腐屋が倒産し激減している。
スーパーなど量販店と取引をするには値引きとリベートの要求が厳しく
売れば売るほど赤字状態になる。売上を取るか、利益をとるか
厳しい選択を迫られている。
設備投資して、大量生産してコストを下げるか地域に密着して
高級なこだわりの品を提供するか
生きる道をハッキリ決めることです。中途半端では生きていけない。
豆腐を作る時のオカラは産業廃棄物で引き取ってもらうのに
お金がかかる。一般ごみとして捨てられない。
オカラの再利用としてオカラを使ったドーナツを作り
儲かっている所もある。発想の転換である。
事業と言うのは追い込まれることで斬新なアイデアが浮かび、
起死回生の逆転劇が生まれる。
その為にも経営者の経営力がものを言う。
経営者がいかに脳に汗をかき、悩み苦しまないとダメだ。
今までと同じ考えで、同じ事をやっていると必ず事業は衰退する。
日々革新を続けないと生き残れない。
将来の事業展望を見すえて、自社の強みと弱みを考慮し、
事業転換(革新)していく。
追い込まれない前に打って出る勇気が必要である。
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経営理念なんて必要ないと言われる方もいる。
私は経営理念は、社長の精神であると思っている。
社長の精神である経営理念が会社に宿り、
会社全体に広がっていくと会社に文化が生まれる。
任天堂は『人々を笑顔にする娯楽をつくる会社』
が経営理念である。
正しく創業者の精神が宿っている。
独創的なゲームを作る文化が会社に浸透している。
同業者であっても各企業で色が違う。
いくら同じ仕事をしていても業績が違ってくるのは
社長の精神が違うからだ。
そういう意味で経営理念はとても大切なものだと考えている。
社長の精神であり、会社に文化(社風)を育てるものだ。
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外から見ていると見えないところに
儲かるビジネスが隠れている。
お客様の不平不満を集めて分析して
ビジネスモデルにすることが成功の秘策である。
例えば、高速道路のパーキングエリア。昔は単なる休憩所であった。
いかに短い時間の滞在で車の駐車時間を短くして
回転率を考えていた。
この会社側の論理からお客様の側に立った
喜びと楽しみを提供するスペースと考える。
長い時間PAに滞在してもらいアミューズメント施設として利用し
お金を落としてもらうかを考え収益構造を変え成功した。
これと同じように駅ナカの開発も同様なことである。
ショッピングセンター直結の楽しめる駅ナカに変貌している。
いかにお客様の気持ちを汲み取れるかが大きな分岐点である。
常にお客様側の立場で考えられるかがポイントだ。
会社都合・担当者都合でしないことだ。
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誰でも責任追求から逃れたい。銀行員も同様で責任回避したい。
だから中小企業支援協議会を活用する。
心底から中小企業を救うために活用している訳ではない。
先日も支援協議会に行っているが何も解決策が見えない
どうすればいいかと相談に来られた。
今まで同じような相談で多くの中小企業経営者がお見えになった。
中小企業支援協議会へは銀行に紹介されて行く事が多い。
銀行から紹介された認定業者である税理士や中小企業診断士やコンサル会社で
経営改善計画を策定してもらう。
何の為かというとリスケをスムーズにいかす為です。
中小企業支援協議会の当初の目的は、中小企業の真の再生復活でした。
銀行と取引先が協議を重ね将来の再建策を考え、その結果リスケをするのが本筋だ。
それを外部委託して経営改善計画を策定してリスケをする。
認定業者がその企業の事を短期間でわかるとは思えない。
実際は経営改善計画でなく借入返済計画になっている。
中小企業支援協議会に相談する会社は債務過多が殆どである。
債務過多を解消したら復活できる企業が多くある。
分かっていてもしない。中小企業支援協議会のメンバーが
地元金融機関のOBが多く天下り先になっているからだ。
リスケでお茶を濁し、根本的な解決は先送りする。これが実態である。
根本的な解決を図れないからいつまで経っても希望が持てない。
中小企業支援協議会に行っても苦しさから解放されないのは
以上の様な事情があるからだ。
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多くの会社の相談を受けPL・BSを毎月
作成してない会社もある。
1か月の売上・利益などキチンとした数字が
見えないまま経営をしている。
現状分析せずに良くできているなあと聞くと
勘でやってますと言われる
経営者が多いのにびっくりする。
1か月の検証をし、次に手を打って、
業績を好転させる。勘でするものではない。
勘に頼る経営をしていると勢いの良い時はいいが、
悪くなると加速的に悪化する。
PL・BSの検証の結果、翌月に何をするか、
そして、3か月後、半年後1年後を見据えて
どういう施策をするかを検討していく必要がある。
その場しのぎでは、いつかメッキが剥げる。
PL・BSは、せめて翌月の5日ぐらいには
作成出来ている体制を作るのが経営者の務めです。
よく締めの関係とか色々な理由でPL・BSが出来ないと言われる。
経営者が出来ないと言えばそれで終わりだと思っている。
出来ないのではなく、出来る様にするのが経営者の務めだ。
この原則を守っている会社は必ず良くなっている。
それは早く処置が出来るからです。
どこが病気かわからないと医者も治療できません。
悪い所を早く見つけて処置しなくては会社は良くならない。
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社長は、継続力がとても大切です。
つまり、社長としてやらないといけない日々の義務を、
どんなことがあっても出来る力です。
今日は、付き合いがあるから、外食に行くから、
また明日やればいいと先送りする社長は復活できない。
じゃあ、やるべきことを毎日やれば、絶対に成功するのか?と言うと、
それは大きな間違いである。
では、プラス何が必要かと言うと、考える力です。
今までと同じことをしていたは進歩がない。
更にレベルを上げるために、何をしなければならないか?を
考え抜ける力があるかが、とても大切になってくる。
継続力と考える力がないと社長として成功できない。
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