10代から事業をしてガッツがあり向上心のある経営者が相談に来られた。
高学歴ではないが負けてたまるか精神で頑張ってこられた。
儲けては騙されたりして痛い目にもたくさんあったようだ。
普通ならどこかの地点でノックアウトされているだろうが
へこたれず頑張ってきたのは強い精神力があり頼もしい。
まだ若く尖がったところもあり、自分の主張を押し通そうと
直球ばかり投げてきた。
負けん気で勉強し人より知識も豊富だと言う自負が相手ともめる原因になっていた。
最たるのが銀行とのやり取りだ。銀行員にこういう制度があるだろうから
出来るじゃないかと意見が対立した。
信用保証協会融資を自ら代位弁済させた。意見が通らなかった事がよほど悔しく
返済をストップしてしまった。
今やっとこれだと言う福祉ビジネスに出会い大きな飛躍が出来るチャンスが到来した。
全国制覇を目指して頑張ろうとしているが、融資がなかなか受けられないと相談に来た。
何とか信用保証協会以外のプロパーでお金を借りれないかを模索していた。
いくつか会社を持っているが全て本人が代表者で株主である。
それでは地元以外の地域に出て行って支店登記して新規借り入れしたとしても
傷を負っている経営者では借りるにも限度がある。
若い経営者に以下の事を伝えた。この先50年60年と商売を続けて
事業を大きく発展させたいならあなたの考え方が間違っていると。
人生で一番大切な事は、(お金)ではなく、【信用】だ。
【信用】があればお金は付いてくる。
その年で自ら信用を失くす行為をしてどうするんだと。
あなたの主張が正しいとしても直球ばかり投げていてはダメだ。
人生、変化球を投げてうまくすり抜ける事も必要だ。
あの時銀行と喧嘩するのでなく、他行と折衝して進む方法もあったはず。
【負けて勝つ】事を憶えなくてはダメだ。
今後の指導については、私のいう事を理解し納得しないと
お断りだと厳しく接した。
嫌な事を言ってくれる怖い人が人生において必ず必要だ。
目の付け所もいいし、商才もある。
鍛えれば鍛えれるほど伸びるだろう。有望な若い経営者だから
将来を期待したい。
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