親父は、超ワンマンでした。
戦前生まれの創業社長はワンマンな方が多い。
その中でも秀でてワンマンでとんでもない親父でした。
誰が見ても黒色を親父が白色と言えば
誰も文句の言えない世界でした。
私がそれを黒色だと言うと『俺に意見を言うのは
100年早いと言われました』
同世代の経営者仲間の親父とは数段ワンマンで厳しさも中途半端でなかった。
今では、そのお蔭で140億から復活出来る精神力も養われた
と感謝しています。
親父がやろうとした事業を止めた事があります。超激怒しました。
『お前は仕事しなくていい。言われた事だけしたらいい』
と何と3年間口をきいてくれませんでした。
その時毎日思っていたことは、『いつか俺が必要になる時が
来るように実力をつけてやる』と毎日思って働いていた。
親父が進めていた事業が頓挫して上手くいかない。融資も下りない。
困惑していた。
3年経って困り果て、お前がやれと言ってきた。ついに出番がやってきた。
親父が出来なかった事を私がやった事で認めてくれた。
それから、意見を言っても聞くようになった。
社会に出ると色々な事がある。腐らないで、頑張る事です。
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