保証協会付融資の迂回回収

会社の歴史や事業規模からして保証協会融資しかないのは
おかしいと思われる会社の経営者が相談が来られた。

過去から検証しているとその事実がわかりました。

東北の大震災、リーマンショック後保証協会融資の枠が大幅に拡大された。
多くの企業が借入申請すると何千万というお金が融資された。

それに目を付けて資金がすぐに必要で無い企業にも銀行は借入申請をさせていた。

借入をさせるのは問題ないが、以前に貸し付けていたプロパー融資の回収に利用した。

中小企業なら融資を受けた資金は有効に活用すべき大切なお金である。
無理やり返済資金として回収された。
多くの中小企業は、今後の事を考え泣き寝入りして従っていた。

融資したお金を直接回収すると違反行為にあたる。
わざわざ他行の口座にお金を移動し、再度その銀行口座に資金を戻し
回収するという姑息な事をしていた。

多くの金融機関が自分たちのリスクを減らす為に保証協会融資を利用し、
回収に勤しんでいた。

本来融資を受けて,資金的に余裕が出る筈だった。
融資を受けた資金を回収されたお蔭で現在、資金繰りが苦しい。
必要な時にはお貸ししますからと融資を受けた資金を回収した。
全くの詭弁であった訳です。

本来なら中小企業の支援のための融資が金融機関のリスクを減らすための
融資制度に代わっていたのです。
中小企業救済ではなく、銀行救済融資になっていた。

多くの企業の相談を受けているとこのような実態が結構多い。
しかも、積極的に推し進めていた地方の金融機関もある。

保証協会付け融資は銀行のための貸付制度である。
何とか制度改革しないといけない。

 

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