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拙著『経営の極意』(フォレスト出版)
第3章「社長として最低限知っておきたいお金の話」より
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【公的なお金を払わない人にお金を貸さない】
税金を滞納したら、銀行は融資をしてくれません。
融資を申し込む時には納税証明書の提出を求められます。
公的なお金をきちんと払わないような人には
お金を貸せない、というわけです。
消費税は分割支払いできますが、税金を払わないと本当に
痛い目に遭います。
滞納が高額になると国税が動きます。そうなると厳しく追い込まれます。
税務署は、全国のどこの銀行にいくらあるかを調べることが
できますから、有り金をすべて取られることになるのです。
それなのに、なぜ税金を滞納する人が多いかというと、
最初はうるさく取り立てをされないからです。
取引業者からは「払ってくれ」「いつになるんだ」と
催促されますから、どうしてもそちらを優先してしまいます。
これが失敗の元です。
延滞金は14%以上と高い上に、取り立てが始まると差し押さえも辞しません。
もちろん、銀行はそのためのお金など貸してくれません。
結論を言えば、税金や社会保険は素直に払っておくべきです。
取引業者への支払いは交渉して伸ばしてもらいましょう。
【税務所、社会保険庁を敵に回して商売なんてできない?】
コロナ禍で社会保険を先送りしてもいいと特例が施行されましたが
結局は悲惨な目に遭っている経営者が多くいます。
社会保険は昔、生ぬるいところがありましたが、
今はとても厳しい対応をしてきます。
無視 していると、税金以上に厳しく差し押えをされます。
口座、売掛金、不動産物件、何でも差押さえようとします。
喧嘩をしても勝てる相手ではありませんから、
丁寧に対応して誠意を見せるべきです。
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