百貨店撤退時代に

全国的に百貨店が撤退していっている。

地方にも百貨店のない都道府県が多く存在している。

大都市しか採算が乗らないと言われている。

そんな中で佐賀県で唯一の百貨店が
京都の不動産屋「さくら」が買収してよみがえらそうとしている。

やまこし社長はまだ40代後半で建て替え工事をして
本格的に再生を図ろうとしている。

百貨店に行くといつも思うのがレジで待たされる。
店内にレジがなくフロアのレジまで店員が行く。

また商品もなければ裏に行って在庫を確認しているから
本当に買い物につかれる。

滅茶苦茶生産性が低い業態だと感じている。

子供のころは百貨店に行くのにわざわざ服を着替えて
ワクワクしながら出かけていた。

いつの間にか百貨店と同じものをどこでも買えるようになり、
ワクワク感が無くなっていった。

あそこに行かないとない商品があるしその地域ではない商品があるから
ワクワク感があった。今はネット社会になりいつでもどこでも買える。

買う楽しみ見つける楽しみなど非日常的な時間が心を満たしてくれていた。

佐賀玉屋の社長はここでしか味わえない特別な場所にするために
駅から遠いので周辺との連携や自ら新たなものを誘致をし、
出来なければ自らFCに加盟して経営していく筋の通った経営をしている。

黒字転換のためにはあらゆる手を尽くして
やっていく意気込みがあるから成功していくに違いない。

商売とはトップの意識に左右されるものと思っている。

 

 

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