支払いの原則

月末に多くの支払いがあり、資金繰りが苦しく、悩んでいる経営者がいます。

支払いには優先順位があります。一番大切にしてほしいのは、取引先の支払いです。

取引先があってこそ商売が出来ているのです。
協力してくれている所を後回しにしていたら協力者も去っていく。

お金を貸してくれるから銀行と呼ぶ。
貸してくれない銀行は、債権回収会社と位置づけ対処すべきです。

ある経営者が消費税を滞納していた。
税務署からきつく言われ、何をされるかわからないとビビり
月末の業者への支払い分をすべて税務署に支払ってしまった。

そこから地獄が始まった。
仕入れが出来ない、商売が出来ない状態になってしまった。
無計画な支払をした結果です。

取引業者への支払いが遅れてその業者に連絡無く遅延し、相手を憤慨させて、
最後には法的に訴えられた。

その様な経営者を見ていると必ずある傾向があります。
遅れるのをわかっているのに相手に対して何も連絡も入れない。
そこに大きな問題があります。

払えない時があるかもしれない。
その時に逃げないで、相手に連絡を入れ、事業を説明し、頭を下げ、
誠意を見せているかに掛かってくる。

その嫌な仕事を従業員にさせてはダメです。
経営者の責任で遅れた訳ですから自ら連絡しないといけない。
他人任せでは、誠意は伝わらない。

私自身もテナント業を営んでいましたが連絡もなく、家賃が遅れてくるところが
一番誠意を感じなかった。
理由を話してくれて事情が分かれば無謀な事はしない。
理由によっては、家賃減額や家賃免除もしていた。

支払いには、優先順位があるので、うるさい所から払うような無計画な
支払いをしない事です。
経営者自ら誠意ある対応をする事が必要です。

 

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