急拡大した会社は周りから見たら,すごいと評価を受ける。
実態は反対の場合もある。
特に今の時代はその傾向は強いと感じる。
(株)コペルが倒産した。幼児教室や発達障害の児童を
対象とした教育事業などで全国各地に展開して急拡大していった。
商売には勝負時はあります。
タイミングを外したり無理をしたりすると必ずしっぺ返しがやってくる。
きもの鈴乃屋が倒産した。
顧問先の呉服屋も被害を被った。
その倒産のやり方が非常に違和感を感じる。
今まで取引してきた業者を叩きのめしてスポンサー企業が復活させようとしている。
取引企業を泣かせて復活するのは中小企業の再生では流儀に反すると思う。
銀行のように体力のある企業ばかりでないので、連鎖倒産を招く。
中小企業の再生において金融機関への迷惑はある程度許されるが取引先に迷惑をかけるのは復活に支障をきたす。
今後倒産が増えていく時代に突入していっている。
顧問先にも新規の取引や大口の取引をするときには慎重に取引するように指導をしています。
売上だけを追う経営をしているとどこかで落とし穴にハマってしまうことがあるので、細心の注意が必要である。
実際新規取引で何千万も損害を受けて相談にお見えになる方もいらっしゃいます。
表沙汰になると規模によっては銀行が支援しなくなる可能性もある。新規取引は慎重にリスクヘッジしながら取引すべきである。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八