メルマガ5月16日号

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負債140億の会社を

自力再生した経営者だから言える!

『知らないと損をするメルマガ情報』

メルマガ5月16日号

株式会社Jライフサポート

経営アドバイザー 三條 慶八

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◆ コロナ債権買取中小支援
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自民党の金融調査会で
新型コロナの影響で
中小企業の債務が過剰となり
立ち行かなくなった企業に対して
債権を買い取り
再生させようとする手段を考えている。

地域経済活性化支援機構(REVIC)
という外郭団体を活用して
再生させようとしている。

政府が考える再生スキームは
いつも貸し手側からの
再生プランになっている。

つまり金融機関側の論理で
再生スキームが作成されるので
使い勝手が悪くて
上手く活用できないし、
時間もかかりすぎる。

今でも中小企業再生支援協議会を
通して私的整理をするスキームがあるが
なかなか上手くいかないし
時間が長くかかりすぎて
企業側が耐え切れなくなる。

一番の問題点は
全行一致でないと進めないことです。

過半数が賛同したら
進めるようにしないと
金融機関や保証協会などの
温度差がありすぎている。

本当に地域のために
その会社を再生させようという
強い意志が感じられない。

自分たちの都合や保身を
第一に考えてるとしか
思えないのが現状である。

金融機関の間でも
信金や信組と比べて
都銀や地銀とでは体力差があり
債権カットの同意が得られない場合が多い。

本当にスムーズに進めるなら
債権カットした分は
公的資金投入しカバーすればいいと
ずっと訴えていますが
上手くいきません。

選挙対策でお金を貸して
先送りさせるしか
思考回路がないのだろう。

本当に中小企業側に立って
考えている策ではない。

とにかく再生は
スピード感が大切なのに
債権者側の立場ばかり主張するから
再生が進まなくなっている。
息絶えて倒産に追い込まれる。

コロナ融資で借り入れが増えた企業が
業況回復のために資金調達できずに
立ち行かなくなっているケースを想定して
このファンドは設立されるようですが
上手くいくとは思えない。

このスキームにのる企業の条件が
いつも明確でないから
バンクミーティングの議論が長くなって
最終的に破綻するケースもある。

明確なルールがなく
グレーな部分が多いから
前に進まない。

再生はスピード勝負ということを
政府は理解していない。
先送りばかりしてきた
政府の考えが
いつもこういうときに表面化する。

先送りする体質の日本から
脱却しないと
スピードが求められている世界から
取り残されてしまう。

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◆ 会社にはルール
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会社の細かいルールを
社長が事細かに
記載してまとめて
ルールブックを作って
成功している会社がある。

ルールがあるから
守らなければいけない。
ルールは会社の法律みたいなもの。

そのルール違反したものは、
始末書や減給対象になる
場合がある。

当たり前の挨拶やお客様への対応や
クレーム処理の方法など
すべてが記載されており、
それに基づいてやれば
スムーズに対処できる
ルールブックになっている。

会社にルールが無いから
どうしていいかわからず
困惑してしまうのである。

そのルールこそが
会社の文化づくりの
基本である。

これは小さい会社の時から
こまめにルールブックを作っておくと
会社が徐々に大きくなっても
そのルールに沿った
言動が出来る会社になる。

ルールが無いから
それぞれが勝手な言動をして
バラバラになり連帯感がない。
マニュアルとかいうが
マニュアルは手法であって、
ルールは必ず守るべき
原理原則で会社の鉄則である。

何故そのルールになったか
そこまで落とし込んでいれば
最高のルールブックとなる。

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◆ 老舗と伝統を守るために
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世の中の食生活は
時代と共に変化して
新しい食文化が芽生えている。

昭和時代の食生活と
大きく違ってきている。
そこには核家族化や共働きなど
生活の変化が寄与している。

私は母が漬けたぬか漬けの漬物で
食べるお茶漬けが一番好きだった。
最後にそれを食べないと
一日の食事が終わった気がしなかった。

母親の作った素朴な昭和のおかずが
今でも懐かしくて
無性に食べたくなる。

京都の西利の漬物は
全国的に有名であるが
漬物離れで苦戦した時期もある。

漬物離れは激しくて
スーパーに行っても
メイン売り場にはなく
売り場も段々と狭くなっている。

最盛期に比べて
半分以下の消費量になっている。

その反面健康志向が進み
発酵食品が脚光を浴びてきた。

漬物は発酵食品で
発酵技術を活かして
西利は漬物以外の
デザートや高級食パン、
その他食品を次から次へと
開発して上昇気流に乗っていった。

顧問先のさつま揚げ屋の社長にも
東京の女子高校生に
さつま揚げは知っているか
聞いてみてくださいと
いったことがある。

恐らく知らない人も多いし
食べたこともない人も
たくさんいるはずです。

子供の時に食べてないと
大人になってから
食べる習慣にはならない。

ケッチャップでもマヨネーズも
子供の時に食べたブランドが
一番おいしく感じるものです。

老舗と伝統を守るためにも
自分たちの商品やサービスを
どうすべきかを深堀して
時代にマッチしたものに
変化させないと
次の時代には生きていけない。

老舗が伝統を守り続けるのは
至難の業であるが
常に変革しながら
時代に即したものにしないと
生きていけなくなる。

虎屋の羊羹は老舗であるが
伝統を守りつつ
新しいものにチャレンジして
今尚多くのファンを獲得している。

老舗に胡坐をかいては
生きていけない時代になった。

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

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