お知らせ

組織は頭から腐る:メルマガ7月19日号

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◆ 組織は頭から腐る
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中小企業は同族会社が多い。
同族会社のいいところもあるが、
一族経営をしていることで
弊害もたくさんある。

コロナ禍で大変なのに
社内で同族同士が好き勝手にして
混乱している会社も見かけます。

本当に社長を中心にまとまり
一致団結している会社もあります。

問題を起こしている企業は
血のつながりだけを重んじて
無能な役員が口を挟み
組織の原則を無視している。

優秀な後継者であっても
年老いた創業会長の存在が大きく
大株主のために口を挟んでくる。
時代と逆行したことを
強引に進めていこうとする。

外部から優秀な人材を登用しても
自分たちの権限が
無くなったと思い込んでしまう。

彼らは自分の意見を推し進めて
優秀な人材のやり気を削いでしまい、
結局は辞めていく場合が非常に多い。

会社の組織図を見せてくれますが、
実際はその組織図通り
機能していないことが多い。

職務権限の線引きが明確でなく
職務分掌が明確化されていない。
非常に曖昧な組織図になっている。
責任の所在が不明瞭になっている。

組織の命令系統は
一元化されていないと
社員が迷える羊になる。

組織は頭から腐ってくる。
頭がしっかりしないと
組織として機能しない。

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◆ 伸びる社員とは
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社員教育はとても難しい。
高いお金を掛けて
研修をしたけど
上手く行かないとよく聞く。

伸びる人の素養というのが
必ずあると確信している。
その素養のある人を
採用して育てないと
どうにもならない。

段取りが出来る人と
段取りが出来ない人が居る。

先を読む力が無いからとか
色々言われ研修するが、
結局上手く行かない。

それはその人が持っている
素養に問題がある。

その素養とは何かというと
気か回るかどうかである。

気が利くやつだなという
評判の人間は
必ず仕事を教えれば伸びる。

気が利くから周りが見える。
周りが見えるということは
ちょっとの変化にも気づき
世間も見えるわけです。

社員採用の時に
どうしたらいいですかと
聞かれたことがあるが、
気が利くかどうか
試してみることが一番だ。

学業の点数が良くなくても
気が利く人間なら
絶対会社に貢献する人材になれる。

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◆  判断基準がない会社
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なかなか社員が
育たないと嘆く
経営者も多い。

企業によっては
育てることをさせない
仕組みになっている。

中小企業の場合は、
社長にすべての決済をもらう習慣が
染み付いている企業も多い。

パパママストア的な商売から
規模を拡大してきたので、
社長頼りになっている。

社長にすべてを聞くことで
社員が自分の責任を
回避している。

経営者が何か決める時に
基準にしていることがある筈です。

どういう想いでこの会社を興し
将来どうしたいのか描いている。
その夢を実現するために
ブレない決まりごとが
経営者には必ずある。

社長は何かを決めるときには
判断する基準がある。
その基準が社員には分からない。
だから、どうすればいいか
どう判断していいかわからない。
結局社長にすべて伺うわけです。

お客様第一に考えなさいと言っても
そんな漠然としたいい方なら
社員としても基準が分からない。

お客様に喜んでもらうことを第一としても
具体的にどういうことで喜んでもらうのか
その喜びもどの程度の喜びでいいのか
喜んでもらうために利益無視で
会社は損してもいいのか
どこまでの対価をもらう必要があるのか
以上のようなことを決めないと
社員も責任もって判断できない。

経営者は自分の価値尺度で
採決できるから問題ないのですが、
社員はそうはいかない。

何かを達成したいために
会社を経営している筈です。
そこには根底にある価値尺度が大切です。

判断基準を明確にしないと
社員はいつまで経っても
どうすればいいのか迷う。

社員を自立させたいなら
判断基準を示すべきである。

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◆ イメージ戦略
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最近は見た目が非常に
大切な時代になったと
痛感しています。

SNSが発達して
インスタを含めて
見た目で勝負が決まる
商売も多くなってきた。

ロゴやデザイン力が
非常に重要になってくる。

それはその会社や商品の
メッセージだと感じる。
だからとても大切である。

昔は見た目より
中身が勝負だと言われていた
時代もありましたが、
そういう時代は過ぎ去った。

確かに中身も大切だが、
話題になり知ってもらい
手に取ってもらわないと始まらない。

買ってもらうには
中身重視だけでは勝てない。

顧問先で地方の商品を
東京で売る為のお手伝いを
している会社がある。

地方では圧倒的な知名度と
信頼性で売れている商品でも
都心では簡単には売れない。

それはイメージ戦略が
間違っているからである。

都心の人が求める
サイズ・デザイン・使い方など
様々な要因を考慮して
一新しなくては
手に取ってくれないものもある。

イメージ戦略が
会社の成長戦略に
欠かせな時代である。
自社ではなかなか出来ない代物である。

クリエイティブディレクターの
佐藤可士和氏はその才能を発揮し
多くの企業を救っている。
そのような専門家でないと
イメージ戦略を描けない。

歴史がある・伝統がある
それではもう生きていけない。

新しい命を吹き込み
時代にマッチした
イメージ戦略を作り上げないと
時代に取り残されてしまう。

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◆ 叱り方の3つの極意
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社員教育の苦慮されている
経営者は一杯います。

怒れない時代だと
困っている人も多い。
しかし、叱らないと
会社の統制は取れない。

怒ると言うのは、
怒り心頭で
頭に血が上って
冷静でない状態である。

しかし、叱ると言うのは
愛情があると考えている。

親が子供に対して叱るのも
愛情があって叱る。
つまり、しつけているのである。

会社にもルールがある。
そのルールを守ってもらう必要がある。
その為の『躾(しつけ)』を行うのに
叱る場面がある。
叱るにもルールがある。

1つ目は、現行犯で叱る必要がある。
その場で叱られないとピンとこない。

2つ目は、古いことを持ち出して叱らない。
古いことをいつまでも持ちだすと
成長を阻害していることになる。

3つ目は、しつこく叱らないことです。
あまりにもしつこく叱ると遺恨だけが残る。

私の親父は、
同じこと・昔のことを
しつこく何度も叱るタイプでした。

同じ事を2週間
毎日呼び出して
叱ることは
日常茶飯事でした。

反省よりいつかこの親父を
見返してやろうという気持ちしかなく
遺恨だけしか残らない経験があります。

怒るのではなく
叱らないといけないが、
叱るにもルールがある。

 

株式会社 Jライフサポート 三條慶八

三條慶八の本