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経営アドバイザー 三條 慶八
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◆ 消費動向の変化
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つい最近まで流行っていた店が
急に減速しだすことがある。
鳥貴族は2年ほど前までは
居酒屋のトップを走る
優等生のような感じで
マスコミも取り上げていた。
値上げをしたら
全店の売上が下がり
経営者の判断ミスのような
辛辣な言い方をされていた。
居酒屋で大きく伸ばし
創業者は政治の世界に
打って出たワタミでは、
赤字経営に陥り、
ワタミという業態を捨てて
新業態に転換していった。
ワタミの創業者も
政治の世界から
実業の世界に戻ってきた。
日本という国は
マネをすることにかけては
天才的だから、
流行ると思うことは
手を変え品を変えて
どんどん進出してくる。
いきなりステーキに対応して
やっぱりステーキという店が
沖縄から台頭してきた。
そのようなことが頻繁に起こる。
その為にすぐに飽和状態になる。
消費動向が激変し
昔の業態が通用しなくなった。
会社帰りに団体で居酒屋などに行く、
そういう習慣がなくなりつつある。
若者は酒を飲まない傾向が
年々強まってきている。
団体で行動することはしなくなり
1人や数人で行動するように
変化していっている。
6人席以上の大きなテーブルなど
必要なくなってきている。
旅館業も、昔は会社の団体旅行で
大きく稼いでいたが、
もうそういう時代ではなく、
時代遅れのスタイルの旅館は
客離れを起こしている。
1人や2人で旅行して楽しめる
旅館でないと生きていけない。
部屋に露天風呂がある部屋などが
好まれるのもそういうことである。
消費動向は日々変化しており
1年経つと大きく違ってくる。
そこを察しておかないと
お客様から見放される。
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◆ 出来る社長は期限を決める
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いつまでも会社の業績が
上向かない社長がいる。
大抵は自分でデットラインを
決めていない。
社内においても
何か問題点が生じた時などに
ただ解決するようにと
指示を出すようでは
いつまでたっても
状況は変わらない。
そういう困難な時ほど
期限を決めて
やりきる会社でないと
成長は出来ない。
会社で赤字は一番の罪である。
それなのに赤字を続けている
会社が多く存在する。
お金が回っていると
一番の罪を忘れて
解決できないでいる
罪深い会社を見かける。
その時にいつまでに
黒字化を図ると言う
強い決断のもとに
改革を進めていく社長は
必ず成功者になれる。
出来ない社長は
倒産に向かっていく。
どんな仕事にも
やらなければならない
期限があるはず。
その期限を明白にして
仕事を進める社内文化が
会社の実力を押し上げる。
出来る社長は
必ず期限を決めて仕事をする。
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◆ 成功するりすく分散を考えている社長
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企業経営をしていると
いつも良いとは限らない。
必ず、悪い時は訪れる。
その時にどうリスク分散しているかが、
大きなポイントになる。
大企業はいくら大赤字を出しても
個人保証もないし、
金融支援も受けられる。
中小企業はそうはいかない。
個人保証もしているので
破産・倒産に直結してしまう。
いつかそういう時が来るかもしれないと
会社の体制を整えている経営者と
全く考えていない経営者とでは
天と地の差がついてしまう。
両者同じように
一生懸命事業経営をしていても
結果が違ってくる。
私がいつも言う
『最悪の事を想定して、最善の策を講じる』
これが中小企業にとって一番大切な事です。
何を守っていきたいか
その順番を決めて
その対策を講じておく必要がある。
様々な事業をしている会社もいる。
子会社や関連会社をお持ちの方もいる。
その仕組みがいいかどうか
吟味してやらないと
意味が無い、後で後悔する
結果になる可能性もある。
金融のことをよく知らずに
借入が出来ないで
困っている経営者もいる。
関連会社・子会社を設立運営したが、
うまくいかず赤字になると
本業を圧迫してしまう。
本業でお金を借りようと思ったが、
子会社関連会社も一体と見られて
融資が下りない状況に陥る。
こんな事が多くみられる。
それを見越した関連会社を設立し、
本業がダメになっても
その他の会社で
しっかり利益の出る事業を
経営してリスクヘッジしている。
リスク分散経営とは
いかなるものかを知って
事業経営をする必要がある。
会社経営は想定外の
リスクが降りかかることがある。
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◆ 成功体験が会社を滅ぼす
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経営とは染み付いた
会社の成功体験を破棄して
新たなものを創り上げることだ。
すべての企業や経営者にとって
成功体験が邪魔をして
革新が図れていない。
だから、会社は衰退していく。
会社が悪くなればなるほど
成功体験を思い出し、
成功体験を踏襲しようとする。
リスクが一番少ないと
勘違いしてしまう。
新しいことにチャレンジして
リスクを負うことを嫌う。
責任を取りたくないと
保守的になるからだ。
過去のフィルターを通して見ると
変化が見えなくなるものだ。
だから、小手先の手法を変えて
大きく変わったと錯覚する。
少し変わっただけでは
今のインターンネット社会では
変わったことにならない。
大きな変革を起こさないと
会社を劇的に変えることは出来ない。
業界人があいつはおかしいと
思われるぐらいのことに
チャレンジしないと
会社の構造改革は進まない。
劇薬を投与して
覚醒させるぐらいの勢いがないと
会社は発展しない。
昨日の成功体験は
もう忘れて進むべきだ。
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◆ ビーガン料理が日本で進化
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【目先を追わない】
会社にはそれぞれ
理念が有る筈である。
その理念を曲げてまで
目先の利益を追うと
最終的にお客様から
見放される結果になる。
フランフランという
雑貨店舗がある。
創業者の高島社長は、
デザインによって
新たな付加価値を創造する
と理念を掲げていた。
その理念に基づき
ワクワクする店づくりにして
夢のあるものを売ることに
徹底していた。
だから生活感のある
トイレカバーなどは
絶対に売ろうとしなかった。
売れば売れたはずだが、
売ることを絶対にしなかった。
目先の売上を追うのではなく
理念にそって将来に結び付く
売り方をしていた。
とにかく儲けたいという一心で
手あたり次第手を出す経営者がいる。
節操のない商売は
必ず滅びることになる。
何でも屋という言い方があるが、
それでは厳しいこの時代では
生きていけない。
何か尖がった特徴のある
他がマネが出来ないことを
極めないと成功しない。
商売は1本筋が通ってないと
成功の扉は開かない。
■■ 成功の3原則 ━━━━━━━━
●究極に考え抜く力がある
●即決断力がある
●即行動力がある
株式会社 Jライフサポート 三條慶八
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