メルマガ12月23日号

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負債140億の会社を

 自力再生した経営者だから言える!

『知らないと損をするメルマガ情報』
                  
       メルマガ12月23日号

  株式会社Jライフサポート 

経営アドバイザー 三條 慶八

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Jライフサポートの三條です。
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◆ ひと手間の哲学
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人手が足りないとか
雇主と雇われ側が
争って裁判になっている会社も
世の中には多く存在する。

社員こそお客様だという意識で
社員を最後まで面倒を見る
そんな哲学を持った会社がある。
それは岩手県にある南部せんべいで
有名な小松製菓である。

今の小松務会長のお母さまが
創業した会社である。
とにかく面倒見のいい創業者で
社員を家族同様に
愛情をもって接していた。
その精神が会長にも受け継がれ
会社の文化として脈々と
引き継がれている。

バブル時に会社を拡大して
売上はすべて癒すと
現会長は勘違いしていた。
バブル崩壊して
会社が赤字になり
倒産寸前までいった。

社長を見ているが
崖っぷちになってから
社長の真価が問われると
つくずく思う。

現会長は母親の姿を見て
自分のやってきた経営の間違いを知り
従業員をもっと大切にする
経営に舵を切りなおした。

普通の南部せんべいではなく
様々な現代にマッチした
独創的な南部せんべいを
世に送り出し
ヒットを連発して
アイテムは200以上になっている。

完全自動化せずに
ひと手間掛けることを心掛け
手作業にこだわっている。
常に進化をさせて
硬さや厚さも微妙に変えている。

社員には保育手当を
月額最大1万支給し
60歳定年だが希望者には
70歳まで延長をしている。

また退職者が短時間働ける職場として
蕎麦屋を出店している。
退職者には80歳まで年2回食事会をし、
お金を支給して元社員も大切にしている。

退職者が会社などの周りを
自主的に掃除もしている。
何もお返しが出来ないからと
自然に行われている。

心を込めて
社員に接することの大切さを
実行している会社である。
恐らくここまでする会社は世界にない。

良い社員にするには
会社がよい会社になることが
先だという考えである。

会長は大企業のように
休みが多く、
給与を多く払えないから
他で報いたいとの考えで
実行している。

このような会社だから
社員が自主的に
営業担当が工場の仕事を
手伝ったり、
通販の礼状を
自分たちで書いて送ったり
自らが考え行動している。
決して受け身の仕事はしていない。

仕事がやり易いように
工夫することも自らが考え、
生産性向上も果たしている。

中小企業が生きていくための
見本となる企業である。

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◆ 老害院政による弱体化
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昭和時代に創業した
オーナー会社で
先代オーナーが未だに
権力を握っている会社は
だいたい業績が悪い。

老害による院政を敷いて
会社を弱体化させている。
ワンマン経営の影響で
自立した人材が育たない。

地方で有名な中小企業で
老害院政による弱体化が多い。

先代オーナーが経済界にも
政界にも顔が利く
地元の権力者であれば
銀行も文句も言えず
社内改革が進んでない。

上手くいっている会社は
先代がうまく後継者を育て
一切口を挟まない。

私自身も親父には苦労した。
親父に意見を言っただけで
「俺に意見を言うのは100年早い」
とそれから3年窓際族に
追いやられた経験がある。

しかし、阪神淡路大震災の影響で
会社が瀕死の状態になってからは
何ひとつ私のやり方に
文句を言うことがなくなった。

色々な会社を見ていると
究極に会社がダメになると
周りの意見を聞き入れようとする。
しかし、根本はなかなか変わらない。

先代ファーストの会社で
全くお客様ファーストに
なっていないから
お客様離れが進んでいく。

息子である社長が
先代を超える
【迫力と実力】をつけないと
なかなか解決できない。

その為には先代のやり方を見て
自分ならこうするとか
社長としてのシュミレーションをして
学習しておく必要がある。
準備期間をどう過ごすかが
後継者として大切である。

先代社長と後継者は
ライバルであることを
忘れてはいけない。

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◆  メイドインジャパン
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インバウンドによって
会社の業績に影響が出る。

今までパッとしなかった企業が
インバウンド効果で
生き返った事例もある。

大阪のミナミにいくと
異国に居るような雰囲気さえする。

アパレルは海外生産に移行し
日本の工場が閉鎖され
職人も減ってしまった。

アパレル業界は苦しんでいる。
特に百貨店主体で
売上を伸ばしてきた
大手アパレルは
業績がパッとしない。

オンワードはその最たる企業である。
消費者の衣料に使うお金は
日本では減少傾向が続く。
10年前に比べて2割以上減っている。

「ユニクロ」などの
低価格の衣料の躍進
「ゾゾタウン」などのネット、
個人で売り買いをする
「メルカリ」などの
存在が大きくなっている。

ネット勢の台頭で
百貨店中心のオンワードは
国内外2割にあたる
6000店舗を閉鎖する。

生き残りをかけてを
メイドインジャパンを再構築している。
高品質で小ロットで
短納期で生産できるように
デジタル技術と
熟練工の技の融合をした
工場を新設した。

中国や米国などで
日本製のアパレル愛用者も増えた。
訪日外国人から
メイドインジャパン製品の
要望が強く転換気を迎えている。

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◆ 『心ときめき』がキーワード
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なかなか物が売れないと
嘆いている経営者が多い。
しかし、売れている商品もある。

何故売れるかというと
『心ときめき』がキーワードである。

必要なものを買うのは、
出来るだけ安く
必要なものだけを買う。
それ以上でも、
それ以下でもない。
つまり、面白くもない
買い物をしているのだ。

別に無くても生きていけるが、
あればとても心がときめく、
ワクワクドキドキするなら、
大した金額でないなら
買ってしまおうと思う。

その代表的な店がロフトである。
売り場を見て回るだけで
一日中楽しめる。

私はロフトなど行くなら
一日中楽しめるタイプである。

雑貨専門店もいろいろあるが、
ロフトのすごいところは、
ロフトでしかない
買えないものがあるからだ。

バイヤーの涙ぐましい
努力が店で表現されている。

用事が無くても
行くとついつい買ってしまう。

ときめきのあるワクワク感と
ドキドキ感がある魅力的な売り場に
お客様が集まるのだ。

ワクワクドキドキ感に
浸るためにお客様は寄る。

いつまでも同じものを
同じように売られていたら
飽きてしまうのは当然である。
だから売れない店になる。

『心ときめき』が商売の神髄である。
必要なものは揃っている日本で
いかに買ってもらえるかを考えると
ワクワクドキドキしかない。

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◆ 売れる売れないパターン
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売れないとぼやく
経営者がよく相談に来る。
話を聞くとだいたい
中途半端な戦略である。

大きく売り上げを伸ばしたいと
欲張っている感じがする。

この客層も,
あの客層も
あれもこれもすべて客層を
取り込もうとする。

ボケて的外れな
マーケティングになっている。

売れている中小企業経営者は
自分の実力を冷静に見ている。
競争相手がいても
勝てる所を狙いを定めて
仕掛けている。

勝てない客層は追わずに
初めから捨てる
勇気を持っている。

昭和時代は
アイドルも御三家と言って
国民ほとんどが
御三家の誰かに好意を持っていた。

今は多様化して
決定的なアイドルはいない。
大ヒットのアイドルではなく
小ヒットのアイドルを
たくさん「育てるしかない。

つまり売れないパターンは、
誰でも彼でもお客に取り込もうとする。
誰に売りたいか絞り込んでいない。
だから、お客様から
それなら他にもあるよと
比較対照されて売れない。

売れるパターンの会社は、
自分の大切にしている
一番欲しい客層だけに絞っている。

お客様の不満・悩み・不服などを
解決できる商品やサービスを提供して
それ以外の客層の意見を聞かない。
決定的なロイヤルカスタマーを
多く抱える策に出ている。

お客様が逃げない
逃げられない関係になり
信頼関係が築かれている。
永遠の裏切らないロイヤルカスタマーである。

今年はこれで終了させていただきます。
ご支援ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
                 

■■ 成功の3原則 ━━━━━━━━

●究極に考え抜く力がある

●即決断力がある

●即行動力がある
  
 
株式会社 Jライフサポート 三條慶八

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