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経営アドバイザー 三條 慶八
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◆ お客様はわからない
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食品業界はデフレにより
安ければいいと
勘違いしている
経営者や幹部がいる。
最近とんでもない話を耳にした。
食品関係で一番厳しい基準で
製造されているのが
コンビニ業界である。
それも大手3社は徹底している。
コンビニが出来た当時は
コンビニの弁当と言えば
中国で生産された野菜や
製造されたものが当然で
防腐剤や身体に
悪いものが入っていた。
ところがここ20年で大きく変わった。
コンビニの弁当で
中国野菜など入ってないし、
身体に悪そうなものは
一切使われていない徹底ぶりだ。
だからこそ納入業者は
大変な思いをされている。
ところが大手飲食関係の会社などは、
合成肉は使っていないが
肉に油や水分を投入し
肉を膨らませて大きくしたものを
提供している所もあるそうだ。
合成肉ではないから良いだろう
とお客様を馬鹿にした態度だ。
膨らませているから
とてもやわらかいから
勘違いする。
食品を扱っているのにも関わらず
『お客には分からない』と
お客様を舐めたことを
平気で言って
そのような如何わしい食材を提供し
安さをアピールしている所もある。
いい話も聞くことが出来た。
そのようなお客様を舐めて
裏切り行為をしている店などは
売上は自然と降下しているらしい。
お客様は不味いと思わずとも
自然にその店(食品)から
遠ざかっていくらしい。
お客様はわからないことはなく、
わかってくるということだ。
正直なお客様に喜んでもらう
愚直な商売をしないと
続かないとお言うことだ。
お客様を馬鹿にしてはいけない。
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◆ 儲けようとすると失敗する
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【事業継承時の個人保証】
事業継承での問題は
個人保証制度である。
事業継承時に親子2人の
個人保証を銀行が求めてきたが、
それを禁止する方針に
金融庁は動き出した。
今までいくら言っても
元社長の親の保証を外すことは
殆どなかったが、
後継者だけでいいとなる。
しかし、法律で定めるわけでないので
すべてそうなるかは不確かだ。
いつも法制化しないので
あやふやな決着となり
銀行の都合のいいようにされてしまう。
事業継承の一番の問題は
先代時代の債務過多を処理し
次世代にバトンタッチさせることだ。
少子高齢化になり
今までの投資してきた負債が
あまりにも重すぎて
次の担い手がない場合が多い。
適正な債務だけを引き継ぎ
次世代の発展をサポートして
人育て企業を育てるのが
銀行の役割だと考える。
今の銀行のやり方は
その過多な負債を
次の世代に何とか
背をわせることしか考えてない。
銀行側の都合で
すべてを処理しようとするのが
間違いである。
だから、銀行がおかしくなっている。
銀行の社会的な使命感がないと
地域の発展は望めない。
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◆ パイオニア精神
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誰もが食べたことのある
ポテトチップスの業界は
少子化により
低価格化競争が起きている。
業界のトップはカルビーで
シェアは50%で断トツである。
ポテトチップスを
世の中に送り出したのは、
実は湖池屋である。
その湖池屋はいつも二番手で
カルビーを意識しすぎて
混迷していた。
佐藤社長が就任して
会社が変わり蘇った。
トップが変わると
会社が変わる典型的な事例だ。
湖池屋というのは、
カラムーチョとか
ドンタコスなど
世の中に無いものを
生み出してきたパイオニアである。
そのパイオニア精神が蘇った。
いくら100種類のスナック菓子を食べても
新しいものは生まれないと
佐藤社長は社員に教えていった。
この会社のどこがおかしくなったかを
社長は現場や工場やあらゆるところを回り
見て聞いて調べていった。
そして、湖池屋らしい
独立独歩のモノづくりの原点である
最高品質を求め
手間を惜しまないことだと
社員をわからせることから始めた。
トップのカルビーを追わない
二番手だから通用する
独自の戦略で
大人のポテトチップスなど
油っぽくないものや
塩を一切使わないものなど
ヒットを連発していった。
限界まで考え抜かないと
アイデアなんて生まれない。
小手先だけの変化球を投げても
ノックアウトされるだけだ。
真のアイデアを掘り起こしたものだけが
世の中の勝者になる。
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◆ 社内のルールブック
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【チャレンジ精神が会社を活性化する】
新しいことにチャレンジして
失敗することもある。
その一度の失敗を
何時までも引きずって
何もできず消極的になり
保守的になって
守りの経営をしている
経営者をよく見かける。
その会社はジリジリと
業績も後退して
会社の資産を食い荒らし
体力を消耗させている。
まだまだ大丈夫だと
思っている間に
世の中が目まぐるしく変わり
気が付いた時には
もう時代に乗り遅れて
海の底に沈んでいくようになる。
チャレンジには
無謀なチャレンジと
良いチャレンジがある。
無謀なチャレンジは
博打的な賭けに出た
チャレンジである。
良いチャレンジは
たとえ失敗しても
次につながるチャレンジである。
だから余力あるときに
チャレンジした方が
銀行からも支援を受けやすい。
チャレンジをするときに
一度やってみて
失敗するともう諦めて
撤退してしまう社長もいる。
失敗が何故かを検証して
成功する試行錯誤をし
成功にたどり着かせる
社長もいる。
粘り勝ちである。
チャレンジ精神のない経営者は
どの時代でも成功はしない。
特にこれから始まる
AI・IOT・ロボット化などの産業革命により
守り切れない世の中になる。
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■■ 成功の3原則 ━━━━━━━━
●究極に考え抜く力がある
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株式会社 Jライフサポート 三條慶八
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