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◆ 少子高齢化により金融再編
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5月4日の日経新聞に、預金集めに地銀が越境し、
隣の県まで出店していると言う記事が掲載されていました。
何を意味をするかと言うと 預金減少時代が到来し、
地方銀行や信金などの 再編が起こるという事です。
金融庁は、再編を促す姿勢を鮮明にしてい る。
10年後には営業規模が10~30%ほど縮小する という試算を提示しております。
金融再編は、自分の会社に全く関係の無いことだと 思っていると痛い目に会います。
1997年の金融危機の時、 山一証券や北海道拓殖銀行の破たんから、
金融機関の再編が加速的に進みました。 あの時を思い出してほしい。
金融機関の再編で対等合併と言っていても、
実際はどちらかに吸収合併されて行きます。
厳しい現実が待っています。
必ず、負け組の金融機関は、権限も無くなり、 人も排除されていきます。
だから、今金融機関は必死になり、
負け組にならないように預金確保に 越境してまで出店している訳です。
再編後、負け組と取引している会社は、 その銀行と一からの取引になってしまう。
今まで培ってきた信用や信頼、そして人間関係は すべてパーになります。
阪神淡路大震災後、私は金融機関の支えで耐え凌いでいた。
しかし、金融危機で取引銀行が次々に破たんし、 吸収されていった。
つまり、負け組ばかりと取引していた。
一からの取引となり、話が通じなくなっていった。
そして、再生のいばらの道に進んだ経緯があります。
皆様も是非そのようなことも考え、 最悪の事を想定し、
最愛の準備を一日でも早くすることが大切です。
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◆ 幸せになる借入と不幸になる借入とは
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中小企業は、資金繰りと資金調達に悩まされます。
借入には、様々な借り入れがあります。
その中には、幸せになる借金と不幸になる借金があります。
それを聞いただけで、何のことか? 全く分からないと思います。
事業を拡大していく上で、 自己資金だけでやっていける訳がありません。
ですから、借入するのは当たり前の行為です。
中小企業が借入するのは、 殆どが保証協会付け融資になります。
私がA銀行に行き、 資金1000万を調達したいと申し出ると
A銀行は保証協会付け融資なら出来ますと 申し込みを受け付けします。
私は、1000万借入するのに A銀行に金利も払い、
尚且つ保証料も払い、 融資を受けることになります。
この保証料は何のための保証料で、
誰を助けるための保証料なのでしょうか?
私がA銀行に保証料を払っている訳です。
私がA銀行に支払いが出来なくなったら、
その保証料をA銀行に支払っているのだから 常識的に考えたら、
保証料を支払っている私に 保証金(借入残)が入り、
完済出来ると言うのが本来の形です。
しかし、皆さん考えてみてください。
私が保証料を払っているのに、
私がお金を払えなくなると
保証協会から残金(保証金)が金融機関に支払われます。
金融機関は、私に保証料を払わせ、
貸したお金はリスクもなく回収出来ている訳です。
おかしくないですか?
それなら、保証料は金融機関が払うべきです。
つまり、保証協会貸付は、 中小企業のための貸付制度では、全くありません。
そのことをまず知っておいてください。
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次に、支払いが払えなくなった私はどうなるのでしょうか?
金融機関は、私が払えなくなったので、 保証協会から貸したお金は回収出来ています。
つまり、私の債権者は、 金融機関から保証協会に移ります。
私は、保証協会と今後の支払いについて 話し合うことになります。
本来プロパー融資の場合には、 その債権は、サービサーつまり 債権回収会社に売却されます。
そして、私はサービサーと交渉し、 債権額の1~5%で買い取り、 債務がゼロになります。
しかし、保証協会は私が破産など法的処理を しない限り、一生債権を持ったままです。
つまり、私が再起し、再度事業をしようにも
その債務がいつまでも付きまとい 再生の道を閉ざしてしまう。
だから、私は保証協会付け融資は 行きはよいよい、
帰りは恐い借金だと 言っています。 つまり『不幸になる借金』です。
中小企業のための融資という事で 有難いと借りたにも関わらず、
事業が行き詰った時には、 息の根を止めてしまう借金だと言っています。
そういう時を想定し、 リスクヘッジをし、経営をすべきだと 私はいつも訴えています。
その対処方法は、個別にご相談ください。
最悪の事を想定し、最大の準備を一日でも 早くやることが、
中小企業の生きる道だと 確信しています。
何故なら、中小企業は誰も守ってくれないからです。
危機管理の力を高め、実践力を向上させるための
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◆◆編集後記◆◆
最近、やたらと東武沿線で電車が止まります。
止まると言っても、事故ではありません。
飛び込み自殺です。
昔は、中央線や小田急沿線が多かった。
しかし、電車に飛び込み、
自殺すると 賠償金をその会社に払わないといけない。
すると家族に余計に迷惑がかかる。
そのようなこともインターネット時代情報が早く、
その賠償金を請求しない東武鉄道の沿線を選ぶ 中小企業経営者が多くなりました。
そのような馬鹿げたことを止めなくてはならない。
そのためにももっと助かる方法があることを多くの人に 知ってもらいたい。
その役目が私にはあると思い、闘っています。
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● 成功のポイント●
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◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、
という時期から準備しておくことが大切なのです。』
多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。
それが間違いだ!という事に早く気が付いてほしい。
◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ!』
成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。
目の前のチャンスをつかみ切れないで、
逃げていてはダメだ! やってみないとわからない。
◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』
決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。
決断できず問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。
◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆
*再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。
だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八