先日、ある社長とお話しする機会があり、
140億の負債の会社をよく自力で再生されましたね!
普通途中で挫折するのに、何故最後まで再生できたのですか?
と聞かれました。
色々考えてみると、
何とか会社を再生したいという【目標】を掲げて
毎日気が狂いそうなぐらい悩み、苦しみ、働きました。
しかし、私が1人で、何も背負うものがなく、
会社を潰しても、誰にも迷惑かけることがなければ、
さっさと倒産の道を選んでいたかもしれません。
そこには、【大きな目的】があったからです。
それは、苦労に苦労を重ねた母親の悲しむ顔だけは
もう一生見たくないと思っていたからです。
複雑な家庭環境だったので、
母は経済的にも、精神的にもすごく苦労しました。
私たち子供を守るために、自分の人生を犠牲にし、、
必死に育ててくれました。
そして、親兄弟・家族・社員のことなど考えると
自分が息絶えても、どんなに辛くても
頑張ろうといつも自分に言い聞かせ乗り越えました。
人生の目標には、必ずそれを達成させるための
目的がないとダメなような気がします。
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◆ 金融機関取引について
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今月末が終わると金融機関も決算が終わり、
9月の中間決算に向けての数字目標を掲げ
動き出します。
4月から消費税が上がり、業種によっては消費に
変化が起こるかもしれません。要注意です。
秋には来年の消費税10%に上げるかどうかの決定が下されます。
従って、秋には無理やりにでも経済指標の数字を上げてくるでしょう。
つまり、インフレが加速し、金利も上がってくることを
念頭に入れておく必要があります。
これから起ころうとしている構造改革によって、
商売もかなり影響を受けます。。
これからリスケの継続される方や新規融資など考えている方など
金融機関との交渉が多くなってくると思います。
◆もし、交渉時に金利を上げてくれないか?と言われたらどうされますか?
借入やリスケなどの条件交渉の時に、
金融機関は、待ってました!とばかりに
金利を上げてほしいと依頼してくることがあります。
当初の借入時に金利や返済期間など
契約を交わしています。
だから、受け入れる必要がありません。
大抵、借りてる弱みで押し切られてしまう。
私も経験がありますが、基本的に断りました。
しかし、どうしても受けないと
話が進まないという場合もあります。
しかし、無条件に承諾してはいけません!
借入を増額するか?
返済期間を延ばすか?
リスケならリスケの期間を延ばすか?などなど
何か勝ち取らないといけません。、
何も交渉しないで相手の思い通りにしていては
会社も守れなくなります。
商売で成功するには、
粘り強い交渉が大切な要素だと思っています。
◆金融機関の取引行や取引口座をどう考えていますか?
商売をしていると、いつまでもうまくいくとは限りません。
私のように阪神大震災で被害を受けることもあります。
取引先が倒産したり、法律が変わったり、急な為替の変動があったり、
自然災害に見舞われたり、何が起こるかわかりません。
そのために、取引金融機関との関係をうまく保ちながら、
リスクヘッジもきちんとしておくべきです。
金融機関取引は、絶対1行取引はすべきではない。
何故なら、1行なら金融機関にも緊張感が無くなる。
そして、天秤交渉もできない。
また、取引口座をどう使うか?これも大切なことです。
何気なく口座開設して、取引していてはダメです。
金融機関は、あなたの会社や個人の口座の動きを
チェックしていることを知った上で
取引口座を活用してほしいと思っています。
経験上、そこまで細心の注意を払って、
経営をしておくべきだと考えています。
後々、大きな差が生じてくるからです。
日頃から、将来のリスクに備えて、どうしているか?
これが本当に大切です!
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● 成功のポイント●
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◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、
という時期から準備しておくことが大切なのです。』
多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。
それが間違いだ!という事に早く気が付いてほしい。
◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ!』
成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。
目の前のチャンスをつかみ切れないで、逃げていてはダメだ!
やってみないとわからない。
◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』
決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。
決断できず問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。
◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆
*再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。
だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。
株式会社 Jライフサポート 三條慶八