コラム

事業再生SDRの裏側と再生企業の支払優先順位

 

負債140億の会社を自力再生したから言える!『事業再生ADRと銀行支払』

5月に入りました。

ゴールデンウイーク真っ最中です。

皆様いかがお過ごしですか?

 

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◆  本当に困った中小企業に使えない事業再生ADR

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4月29日の日経新聞に

事業再生における私的整理に

事業再生ADRを活用すれば、

金融機関全員の同意でなくても、

4分の3でもOkだと言う記事が出ていました。

 

中小企業の皆さん、

これで事業再生がやり易くなりましたと

政府が訴えていますが、本当でしょうか?

大きな間違いです。

 

これは事業再生ADRと言って、

弁護士やその関連企業の利権集団の

承認が得られないと出来ないシステムです。

 

つまり、どういう事かと言うと

彼らの収入が見込めない企業はお断りだという事です。

本当にしんどい中小企業には払えない無理な制度です。

 

名古屋の御園座やマンション分譲のコスモスイニシア

など中堅企業に入る企業規模がほとんどです。

 

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中小企業支援協議会などと一緒で、

企業経営者のための再生をするのではなく、

事業を再生する目的です。

 

つまり、経営者の個人保証など経営責任は

必ず問われます。

 

私は、事業再生を第一に考えるのではなく、

中小企業経営者を守り、

その上で事業を再生し、

経営者の人生の再生を考えることが

一番大切なことだと思っています。

 

本当に困った中小企業の再生に必要な

保証協会貸付の一般サービサー処理を

何故政府は、しないのでしょうか?

憤りを感じます。

 

結局それも役人の権限と予算、そして

政治家の選挙目的があるからです。

 

今までの安倍政権の中小企業支援策を見ていると

デフレからインフレになり構造改革を進めています。

そして、モラトリアム法案も廃案になりました。

 

金融機関は株価も上がり、含み益が増え、不良債権処理が

やりやすくなった。しかし、企業倒産が増え、

企業倒産金額が増えては、政権にとっては

非常にまずい結果になります。

 

そこで、表面的に企業倒産数や企業倒産金額に

カウントされない政策をどんどん打ち出しているだけです。

 

まだまだ苦しんでいる中小企業がいるのに、

その声を拾わず、一部の意見を聞き、

利権集団化してしまっているのは、

原発村と変わらない気がする。

 

そんなことに負けずに

本当の中小企業の再チャレンジ社会の構築

を目指し戦い続けたい!

 

 

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◆  銀行返済と支払いの優先順

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会社がしんどくなると資金繰りが厳しくなります。

大半の方は、その都度の対応で、

催促さえた所から支払っていく。

 

特に金融機関には約束通り支払わないと

大変なことになるだろうと思ってしまう。

だから、何よりもまず最初に

金融機関に払っていく方が多い。

 

取引先に支払いを待ってもらい、

税金や社会保険料なども延滞して、

金融機関のために働き、支払う

夢も希望もない生活になる。

 

ちゃんと金融機関に支払っていれば、

将来融資もしてくれるだろうと

微かな期待を持って対応している。

 

結局、その場しのぎの対応をしているから

ドンドンと資金繰りが苦しくなる。

 

そうすると払うために、

高金利でも何でもいいから借りてきて

その場の苦しみから逃れる策を講じてしまう。

 

しかし、根本的な解決にはなっていないから、

破産の方に向かって行く。

 

最後には、破たんし、すべてを失くし、

家族離散してしまう。

 

真面目な社長は、もう人生に先がない

家族に申し訳ないと思い、

自殺の道を選んでしまう。

 

そのようなことは、絶対あってならない。

真面目な経営者が電車の飛び込み自殺をし、

電車が止まることがあります。

悲しすぎます!

 

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そのようなことがない様に

会社の支払いの優先順位があることを

知っておいてほしい。

 

まず、会社の現状を見て、

金融機関が今お金を貸してくれるかどうか?

を知るべきです。

 

今貸してくれないのなら、

よっぽど会社の売り上げが上がり、

利益が増えない限り、貸し出すことはあり得ない。

 

そのような状況なのに、

第一に金融機関の支払いを優先するのは

大きな間違いです。

 

貸してくれない金融機関に

支払っても意味がない。

 

一番大切にすべきことは、

取引先の支払いを優先的に支払うことです。

何故なら、再生し、商売を続けるなら、

取引先が協力して、取引してくれないと

続けられないからです。

 

それから税金は必ず支払っておいてほしい。

何故なら、税金はまけてくれないからです。

そして、遅れると大変高い延滞金利がつくからです。

 

一方、銀行の支払いは、

サービサー処理などして、

債務を圧縮する方法があるからです。

 

支払いには、優先順位があり、

それをわかって、資金繰りをすることが大切です。

そうすることにより、資金繰りが楽になり、

前向きな事業展開を考え、

再生の道を進むことが出来ます。

 

先日、相談にお見えになった社長にも

支払いの優先順位と金融機関が今後どう対処して来るか?

を説明し、こちらはどう対応したら問題ないかを

説明すると『え~そうなんですか?』とびっくりされ、

これでゆっくり休めますと安心されておりました。

 

知らないと『不安と恐怖』で寝れないのです。

 

 

そのような実践力を向上させ

『絶対に潰れないNO1企業になるための実践経営塾セミナー』

を開催します。

 

 

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是非、実践形式の私が培ってきた中小企業経営はこうでないとダメと言う真髄を

学んで頂きます。

 

事業経営そして事業再生において、事業を発展させ継続していかねばならない。

 

そのためには、3つの柱が必要です。

 

1、己を知るーー己を知る方法を学び、真の姿を知り強み弱みを明確化する。

2、己を研くーースキルアップし、競合他社や時代に押しつぶされないようにする。

3、己を守るーー会社と家族を守る術を身に付ける。

 

この3つを切り口に実践的なセミナーを開催します。

 

初回は、出来るだけ少ない人数で5月31日(土)から

開催したいと考えています。ご興味のある方は、ご連絡ください。

 

■今回は、出版前の特別価格で半額です。

 

5/31,6/14,6/28,7/12,7/26

電話  03-6261-3080

メール info@jlifesupport.com

 

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◆◆編集後記◆◆

 

自社セミナーを月2回そして、他でもセミナーを開催させて頂いています。

しかし、自分では自分のスピーチがどうか?

あるいは、話し方はどうか?発音はどうか?などなど

全くわかりません。

 

ご紹介でフリーアナウンサーの稲葉寿美さんに

ご指導頂きました。

 

さすがプロです。

自分が不安に思っていたことを的確に指摘されました。

 

関西弁と今までの発音の癖はなかなか抜けないですが、

少しは練習して、聞いていただいている人が

不快に思わないように、しゃべれたらいいなあと思っています。

 

この歳でも、努力と勉強は怠ったらいけないですね。

頑張るか???

 

 

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● 成功のポイント●

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◆『まだ大丈夫、必死になる必要はない、

という時期から準備しておくことが大切なのです。』

 

多くの人を見ていると、お尻に火がつかないと動かない。

それが間違いだ!という事に早く気が付いてほしい。

◆『チャンスは自分から拾いに行くものだ!』

 

成功する人は、必ず能動的に動き、自分でチャンスを広げている。

目の前のチャンスをつかみ切れないで、逃げていてはダメだ!

やってみないとわからない。

 

◆『決断力のなさが、後の大きな損失を招く』

 

決断し、前に進めばいい。失敗すれば修正すればいいだけ。

決断できず問題を放置する罪の大きさを知らないといけない。

 

 

◆◆◆最悪の状態を予測し、最高の準備をしておくこと◆◆◆

*再生には、確かな戦略と準備期間が必要です。

だから、勇気ある一歩を早く踏み出すことが大切なのです。

 

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株式会社 Jライフサポート 三條慶八

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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